11月16日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。
スーパーシリーズ(SS)など最上位レベルの国際大会はなかったが、一つ下のカテゴリーとなるグランプリゴールド(GPG)などがあり、獲得ポイントが反映された。日本勢では、主に若手選手が大きく順位を上げている。
【男子シングルス】
9月中旬からランキング首位に就くビクター・アクセルセン(デンマーク)は、その座を譲らず。また、ビクターに続く2位以下も、スリカンス・キダムビ(インド)、孫完虎(韓国)の順位は変わらなかった。その他のトップ10選手も、前回と同じ順位に位置している。
日本勢では、25位の坂井一将が一番手をキープ。常山幹太が4ランクアップの30位となり、二番手に浮上した。三番手で31位の西本拳太は、485ポイント差で常山の後を追う。マカオOP優勝の桃田賢斗は、GPG優勝の7000ポイントを加え、26ランクアップの48位。日本選手では4位に浮上した。同5位の上田拓馬(49位)とは、わずか50ポイント差としている。
海外遠征をこなす若手選手では、社会人1年目の渡邉航貴が13ランクアップの74位、高校1年生の奈良岡功大が25ランクアップの142位と、順位を上げている。
【女子シングルス】
戴資穎(台湾/写真)が1位をがっちりキープ。2位はシンデュ・P.V.(インド)、3位は成池鉉(韓国)、そして4位に山口茜が続く。女子シングルスも上位陣の入れ替わりはなかった。
日本勢では、8位に奥原希望、13位に佐藤冴香が続いている。また、大堀が一つ順位をあげて14位。佐藤に接近している。
男子と同様、海外遠征をこなした選手では、仁平菜月が7ランクアップの61位、齋藤栞が6ランクアップの64位、峰歩美が16ランクアップの90位、髙橋明日香が21ランクアップの117位と、それぞれ順位を上げている。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO