11月2日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。
スーパーシリーズのフランスOPの結果が反映され、順位の変動があった。ここではダブルス3種目について紹介しよう。
【男子ダブルス】
ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)、ボー/モーゲンセン(デンマーク)、園田啓悟/嘉村健士のトップ3の順位は変わらず。フランスOPを制した台湾の李洋(写真手前)/李哲輝と、同国の陳宏麟/王齊麟がそれぞれ順位を一つ上げて8位。台湾は若手の盧敬堯/楊博涵も10位に位置しており、トップ10に3組が入るほど、男子ダブルス勢の活躍が目立っている。
日本勢では、井上拓斗/金子祐樹が一つ順位を上げて、自己最高の13位に。後を追う保木卓朗/小林優吾は、フランスOPベスト8のポイントを加算して20位に食い込んできた。
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【女子ダブルス】
前週のランキングで、髙橋礼華/松友美佐紀(2位)を抜いた陳清晨/賈一凡(中国)が、そのまま1位をキープ。髙橋/松友との差は469ポイントとしている。3位には張藝娜/李紹希(韓国)、4位はリターユール/ペデルセン(デンマーク)が続いている。
日本上位ペアの順位も大きく変わらず、福島由紀/廣田彩花が5位、米元小春/田中志穂が6位、福万尚子/與猶くるみが9位と、10位以内に4ペアがランクイン。フランスOPでベスト8に進出した松本麻佑(写真左)/永原和可那が、7ランクアップの17位と大きく順位を上げている。
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【混合ダブルス】
この1年で大成長を遂げている鄭思維(右)/陳清晨(中国)が首位の座に座る混合ダブルス。2位の魯愷/黄雅瓊(中国)には約9000Pの差をつけており、しばらく若い2人が1位に君臨し続けそうだ。3位には世界選手権王者のアーマド/ナトシール(インドネシア)が、2位に85ポイント差に迫っているほか、4位には同じくインドネシアのジョルダン/スサントが続く。
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文/バドミントン・マガジン編集部