【SS】山口茜、西本拳太は準優勝!<フランスOP>

10月29日に開催されたフランスOP(パリ・SS)は、各種目決勝戦が行なわれた。日本選手は男子シングルスの西本拳太、女子シングルスの山口茜が出場した。

西本拳太とスリカンス・キダムビ(インド)
西本拳太とスリカンス・キダムビ(インド)

スーパーシリーズ決勝の舞台に初めて立った西本。その相手は、先週のデンマークOPも制し、今年のSSで3勝をしているスリカンス・キダムビ(インド)。2人は今年4月のシンガポールOPで対戦しており、そのときはスリカンスが12本、11本で快勝していた。

第1ゲーム、序盤は9−5とリードをしていた西本。しかし、ここから6連続失点を喫すると、そのままスリカンスに抜け出され14-21で先制を許してしまう。第2ゲームも、西本が前半から大きくリードをとられてしまい、最後は13-21で敗戦。優勝はならなかったが、SS準優勝の好成績を残している。

フランスOP

女子シングルスは、山口茜(写真)が世界ランク1位の戴資穎(台湾)と対戦した。デンマークOPに続き、2週連続で決勝戦に勝ち上がった山口だったが、第1ゲームは4−21と大量失点で落としてしまう。仕切り直しの第2ゲームでは、互いにポイントを奪い合って16-17としたが、ここから戴資穎に振り切られ16-21。逆転優勝はならなかったが、SSで2連続準優勝を果たした。

ポリイ/ラハユ(右)
ポリイ/ラハユ(右)

このほか、男子ダブルスは李洋/李哲輝(台湾)がベテランのボー/モーゲンセン(デンマーク)を破りSS初制覇。混合ダブルスは、アーマド/ナトシール(インドネシア)が鄭思維/陳清晨(中国)を2−0のストレートで下して優勝。女子ダブルスは、ポリイ/ラハユ(インドネシア)が韓国の李紹希/申昇瓚を17本、15本で退けて、こちらもSS初優勝を飾った。5種目中、2種目を台湾、インドネシアが制しており、強豪・中国は無冠のまま大会を終えている。

アーマド(左)/ナトシール(インドネシア)
アーマド(左)/ナトシール

決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

スリカンス・キダムビ(インド)②〔21−14、21−13〕0●西本拳太35分

フランスOP

フランスOP

【女子シングルス】

戴資穎(台湾)②〔21−4、21−16〕0●山口茜31分

フランスOP

フランスOP

【男子ダブルス】

李洋/李哲輝(台湾)②〔21−19、23−21〕0●ボー/モーゲンセン(デンマーク)45分

李洋(左)/李哲輝(台湾)
李洋(左)/李哲輝(台湾)

【女子ダブルス】

ポリイ/ラハユ(インドネシア)②〔21−17、21−15〕0●李紹希/申昇瓚(韓国)54分

【混合ダブルス】

アーマド/ナトシール(インドネシア)②〔22−20、21−15〕0●鄭思維/陳清晨(中国)44分

 

文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2017/10/30
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