10月26日に開催されたフランスOP(パリ・SS)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
日本選手は男子シングルスの西本拳太が、今年のシンガポールOP優勝のサイ・プラニース・B.(インド)と対戦し、2−0のストレート勝利で準々決勝に進出を決めた。1回戦のリー・チョンウェイ(マレーシア)に続き、ランク上位に連勝した西本は、韓国OP以来のベスト8入りを果たしている。
女子シングルスは、山口茜も世界選手権銅メダルのサイナ・ネワール(インド)を9本、21本で撃破して準々決勝へ。髙橋沙也加、川上紗恵奈はともに強豪選手に敗れてベスト8入りはならなかった。
女子ダブルスは松本麻佑/永原和可那が、中国の黄東萍/李茵暉を2−0のストレートで破り8強。髙橋礼華/松友美佐紀、米元小春/田中志穂も白星をつかんで準々決勝へ駒を進めた。
男子ダブルスは園田啓悟/嘉村健士が、ロシアの長身ペア、イワノフ/ソゾノフに敗れたものの、2人の後輩・保木卓朗/小林優吾がオランダペアとのファイナル勝負を競り勝りベスト8入りを決めた。
日本選手の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦
西本拳太②〔21−13、21−17〕0●サイ・プラニース・B.(インド)44分
▼準々決勝
西本拳太 − アンソニー・ギンティン(インドネシア)
【女子シングルス】
▼2回戦
山口茜②〔21−9、23−21〕0●サイナ・ネワール(インド)39分
川上紗恵奈●0〔13−21、14−21〕②戴資穎(台湾)32分
髙橋沙也加●0〔14−21、13−21〕②シンデュ・P.V.(インド)39分
▼準々決勝
山口茜 − 成池鉉(韓国)
【男子ダブルス】
▼2回戦
園田啓悟/嘉村健士●0〔18−21、16−21〕②イワノフ/ソゾノフ(ロシア)34分
保木卓朗/小林優吾②〔21−14、18−21、21−12〕1●アレンズ/ジリー(オランダ)50分
▼準々決勝
保木卓朗/小林優吾 − 張楠/劉成(中国)
【女子ダブルス】
▼2回戦
松本麻佑/永原和可那②〔21−11、21−18〕0●黄東萍/李茵暉(中国)43分
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−16、21−14〕0●ポンナッパ/シッキ(インド)38分
福島由紀/廣田彩花●0〔19−21、18−21〕②ポリイ/ラハユ(インドネシア)53分
米元小春/田中志穂②〔21−16、21−17〕0●ピーフ/バーチ(イングランド)34分
▼準々決勝
髙橋礼華/松友美佐紀 − 松本麻佑/永原和可那
米元小春/田中志穂 − ポリイ/ラハユ(インドネシア)
文/バドミントン・マガジン編集部