10月19日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。スーパーシリーズなど大きな大会がなかったため、上位陣に大きな変動はなし。ここでは日本勢を中心に、ダブルス3種目の世界ランキングの順位変動を紹介しよう。
【男子ダブルス】
世界ランク上位ペアは、1位からギデオン/スカムルジョ(インドネシア)、ボー/モーゲンセン(デンマーク)、園田啓悟/嘉村健士、李俊慧/劉雨辰(中国)、張楠/劉成(中国)の順。
日本選手はダイハツ・ヨネックスジャパンOP準優勝の井上拓斗/金子祐樹が15位をキープ。保木卓朗/小林優吾が1ランクアップの20位となり、日本勢は20位以内に3ペアがランクインした。このあとには遠藤大由/渡辺勇大(29位)、少し間をあけて小野寺雅之/岡村洋輝(57位)、渡邊達哉/権藤公平(59位)が続いている。
オランダOP16強だった松居圭一郎/竹内義憲は、34ランクアップの115位に浮上。100位圏内が見えてきた。
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【女子ダブルス】
髙橋礼華/松友美佐紀が1位をキープする女子ダブルス。2位には陳清晨/賈一凡(中国)、3位には張藝娜/李紹希(韓国)、4位にリターユール/ペデルセン(デンマーク)が続いている。
日本選手は世界選手権準優勝の福島由紀/廣田彩花が、1ランクダウンで6位に。米元小春/田中志穂(8位)、福万尚子/與猶くるみ(9位)は、それぞれ順位をキープしている。後を追う松本麻佑/永原和可那(23位)、篠谷菜留/星千智(27位)、櫻本絢子/髙畑祐紀子(33位)が、それぞれ1〜2ランクアップ。今後もポイントを重ねて上位に食い込みたい。
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【混合ダブルス】
中国の鄭思維/陳清晨(中国)、魯愷/黄雅瓊(中国)がトップ2を堅持している混合ダブルス。3位はジョルダン/スサント、アーマド/ナトシールとインドネシアペアが続いている。
日本は数野健太/栗原文音が1ランクアップの15位となり、渡辺勇大/東野有紗(21位)が後を追う。デンマークOPに出場の小林優吾/松友美佐紀は69位、ジャパンOP準優勝の勢いを保ってデンマークOP本戦出場を果たした保木卓朗/廣田彩花は84位に位置しており、さらなる浮上に期待がかかる。
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文/バドミントン・マガジン編集部