10月19日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。スーパーシリーズなど大きな大会がなかったため、上位陣に大きな変動はなし。ここでは日本勢を中心に、男女シングルス世界ランキングの順位変動を紹介しよう。
【男子シングルス】
世界選手権、ダイハツ・ヨネックスジャパンOP優勝のビクター・アクセルセン(デンマーク)が首位を守る男子シングルス。これに続くは韓国エースの孫完虎、林丹(中国)、石宇奇(中国)、そして5位の周天成(台湾)だ。
日本勢は、常山幹太が31位、坂井一将が32位に位置しており、西本拳太は40位。また、10月第3週に開催されたオランダOPで準優勝した五十嵐優が15ランクアップの52位とし、上田拓馬を抜いて日本選手4番手に浮上した。オランダOP決勝で五十嵐に勝って4大会連続優勝を果たした桃田賢斗は、33ランクアップの77位。日本選手では6番手につけている。
男子シングルスの順位は こちら
【女子シングルス】
女子シングルスは戴資穎(台湾)、シンデュ・P.V.(インド)、成池鉉(韓国)がトップ3に立つ。ダイハツ・ヨネックスジャパンOPで久々にSS優勝を果たしたキャロリーナ・マリーン(スペイン)も、順位を下げずにしっかり4位に入っている。
日本勢は山口茜が5位、奥原希望が7位でトップ10をキープ。これに続くのが13位の佐藤冴香、14位の大堀彩だ。三谷美菜津(19位)、髙橋沙也加(22位)はそれぞれ順位を一つ上げており、4ランクダウンの川上紗恵奈(23位)と順位が入れ替わっている。なお、19位の三谷(40460P)から23位の川上(39340P)までのポイント差はわずか1120P。女子シングルスは、コート内外で激しい火花が散っている状況だ。
女子シングルスは こちら
文/バドミントン・マガジン編集部