10月20日に開催されたデンマークOP(オデンセ・SSP)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
日本勢は女子シングルスの山口茜、そして女子ダブルスの米元小春/田中志穂、福万尚子/與猶くるみが準決勝に進出した。
山口茜は8月の世界選手権で銅メダルを獲得したサイナ・ネワール(インド)と対戦。第1ゲームを21-10で先制した山口は、続く第2ゲームも21-13に抑えベスト4入りを決めた。中国の陳雨菲と対戦した佐藤冴香は、0−2で敗れている。
女子ダブルスの米元/田中は、インドネシアペアと1時間越えの接戦を演じたが、最後はファイナル12本に抑えて勝利。準決勝に勝ち進んだ。福万/與猶は地元デンマークのリターユール/ペデルセンペアの棄権により、準決勝進出を決めている。
男子シングルスは。地元Vをねらった世界王者のビクター・アクセルセン(デンマーク)が、インドのスリカンス・キダムビに敗れて8強止まり。韓国の孫完虎、そしてベテランの李炫一がベスト4入りを決めている。
女子シングルスは山口のほかに、戴資穎(台湾)、ラチャノック・インタノン(タイ)の上位常連と、世界選手権銅メダルの若手・陳雨菲が準決勝に進出。男子ダブルスではデンマークのボー/モーゲンセン(デンマーク)がベスト4を決めたほか、ダイハツ・ヨネックスジャパンOP優勝のギデオン/スカムルジョ(インドネシア)、世界選手権優勝の張楠/劉成(中国)らが勝ち進んでいる。
準々決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
スリカンス・キダムビ(インド)②〔14−21、22−20、21−7〕1●ビクター・アクセルセン(デンマーク)55分
李炫一(韓国)②〔24−22、21−6〕0●ラジフ・ウーセフ(イングランド)38分
孫完虎(韓国)②〔21−13、21−18〕0●プラノイ・H.S.(インド)44分
黃永棋(香港)②〔22−20、24−22〕0●周天成(台湾)52分
【女子シングルス】
戴資穎(台湾)②〔20−22、21−16、21−9〕1●金效旻(韓国)68分
山口茜②〔21−10、21−13〕0●サイナ・ネワール(インド)29分
ラチャノック・インタノン(タイ)②〔21−13、21−18〕0●成池鉉(韓国)43分
陳雨菲(中国)②〔21−6、21−14〕0●佐藤冴香33分
【男子ダブルス】
張楠/劉成(中国)②〔21−10、21−18〕0●園田啓悟/嘉村健士33分
スワルディ/プラタマ(インドネシア)②〔21−18、21−9〕0●李俊慧/劉雨辰(中国)31分
ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔21−16、21−17〕0●アントンセン/ノアー(デンマーク)39分
ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−16、21−13〕0●黄凱祥/王懿律(中国)25分
【女子ダブルス】
張藝娜/鄭景銀(韓国)②〔21−15、21−16〕0●蔡侑玎/金慧麟(韓国)44分
福万尚子/與猶くるみ キケン リターユール/ペデルセン(デンマーク)
米元小春/田中志穂②〔17−21、21−15、21−12〕1●ハリス/プラディプタ(インドネシア)64分
李紹希/申昇瓚(韓国)②〔21−17、21−10〕0●黄雅瓊/于小含(中国)41分
【混合ダブルス】
ゴー・SH/ライ・SJ②〔23−21、21−12〕0●ノアー/トゥーグセン(デンマーク)41分
鄭思維/陳清晨(中国)②〔21−12、21−15〕0●徐承宰/金ハナ(韓国)29分
アーマド/ナトシール(インドネシア)②〔21−10、21−16〕0●張楠/李茵暉(中国)36分
鄧俊文/謝影雪(香港)②〔15−21、21−13、21−11〕1●ラバー/フォンティーン(フランス)48分
文/バドミントン・マガジン編集部