10月20日に開催された世界ジュニア選手権(インドネシア・ジョグジャカルタ)個人戦5日目は、各種目準々決勝行なわれた。
日本は男子シングルスを勝ち上がった大林拓真、奈良岡功大の2選手が、メダルをかけて上位シード選手と対戦。大林は第1シードのタイ選手と激突すると、第1ゲームは23−25の接戦を落とす。第2ゲームも15-21で封じられた大林は0−2のストレートで敗れベスト8に終わった。
奈良岡功大は第2シードのインド選手と対戦。第1ゲームを14-21で失った奈良岡は、第2ゲームを21-17で奪い返してファイナル勝負へ。その最終ゲームは、序盤からリードをつかんだ奈良岡が、10-6から7連続ポイントなどで引き離して勝利。準決勝進出を決めた。
男子ダブルスで準々決勝に進んだのは、金子真大/久保田友之祐、山田尚輝/筑後恵太の2組。金子/久保田は、マレーシアペアに2−0のストレートで勝利を飾り、メダルを確定。中国ペアと対戦した山田/筑後は、第1ゲーム26-28で落とすと、第2ゲームは17-14から逆転を許して敗戦。準決勝進出はならず、ベスト8となった。
日本選手は奈良岡、金子/久保田が準決勝を戦う。
日本選手の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
大林拓真●0〔23−215、15−21〕②Kunlavut VITIDSARN(タイ)45分
奈良岡功大②〔14−21、21−17、21−14〕1●Lakshya SEN(インド)66分
【男子ダブルス】
金子真大/久保田友之祐②〔21−15、26−24〕0●KWEK Yee Jian/MAN Wei Chong(マレーシア)31分
山田尚輝/筑後恵太●0〔26−28、18−21〕②DI Zijian/WANG Chang(中国)41分
◆日本選手団
【選手】
男子:大林拓真(埼玉栄③)嶺岸洸(聖ウルスラ学院英智③)金子真大、久保田友之祐、山田尚輝、筑後恵太(ふたば未来学園③)中山裕貴、緑川大輝(埼玉栄②)奈良岡功大(浪岡①)
女子:髙橋明日香、由良なぎさ(ふたば未来学園③)林樂(埼玉栄③)岩永鈴、水津優衣(柳井商工③)山口萌(日本ウェルネス③)鈴木ゆうき(聖ウルスラ学院英智③)水井ひらり(ふたば未来学園②)齋藤夏(埼玉栄②)
【団 長】田部井秀郎(日本協会ジュニア強化本部長)
【総監督】長谷川博幸(ジュニア強化部ヘッドコーチ)
【男子監督】友金幸雄(ジュニア強化部員)
【女子監督】 明神憲一(ジュニア強化部員)
【男子コーチ】山口公洋(ジュニア強化部員)
【女子コーチ】井田貴子 (ジュニア強化部員)
【トレーナー】大石浩之(JOC専任トレーナー)
文/バドミントン・マガジン編集部