9月28日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週に行なわれたジャパンOPの結果が反映され、日本勢の多くが順位を上げている。
【男子シングルス】
8月の世界選手権、そして9月のジャパンOP優勝を果たしたビクター・アクセルセン(デンマーク/写真)が、6月から首位を守り続けてきた孫完虎(韓国)を抜いて同ランクで初の1位に輝いた。
日本勢は、ジャパンOPの本戦出場を果たした常山幹太(31位)、坂井一将(32位)、西本拳太(42位)が、それぞれ順位を上げている。また、五十嵐優は8ランクアップして66位。渡邉航貴が3ランクアップの88位と後を追う。
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【女子シングルス】
トップ3の戴資穎(台湾)、シンデュ・P.V.(インド)、成池鉉(韓国)の順位は変わらず。ジャパンOPで久々のSS優勝を飾ったキャロリーナ・マリーン(スペイン)が、山口茜をかわして4位に浮上。その山口は、5位に後退した。日本勢二番手の奥原希望は、8位から7位に一つ順位を上げている。
続く日本勢は、佐藤冴香(13位)と大堀彩(14位)の順位が入れ替わり、川上紗恵奈(19位)、三谷美菜津(20位)、髙橋沙也加(23位)は変わらず。鈴木温子が7ランクアップの46位と順位を上げた。
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【男子ダブルス】
6月に首位から陥落していたフェルナルディ・ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)が、今回のジャパンOP優勝のポイントを加えて再び男子ダブルスで首位の座に就いた。インドネシアペアに抜かれたベテランのボー/モーゲンセン(デンマーク)が2位。3位には日本のエースペア・園田啓悟/嘉村健士が入った。ジャパンOP準優勝の井上拓斗/金子祐樹は、二つ順位を上げてペア最高の15位となった。
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【女子ダブルス】
髙橋礼華/松友美佐紀が1位をキープ。ジャパンOP優勝のポイントを加え、2位の陳清晨/賈一凡(中国)との差を約2700P広げた。そのほか上位に位置する日本ペアも変動はなく、福島由紀/廣田彩花(5位)、米元小春/田中志穂(8位)、福万尚子/與猶くるみ(9位)と続いている。
また、ジャパンOPで世界女王・陳清晨/賈一凡を倒した新玉美郷/渡邉あかねは、5ランクアップの38位に。若手の志田千陽/松山奈未は4つ順位を上げて50位に浮上した。
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【混合ダブルス】
日本勢最上位、数野健太/栗原文音(16位)、渡辺勇大/東野有紗(21位)は変わらず。ジャパンOP準優勝の保木卓朗/廣田彩花が、一気に63ランクアップして83位。本戦出場を果たした小林優吾/松友美佐紀は14ランクアップの69位となり、高階知也/江藤理恵(80位)をかわして日本勢三番手に浮上した。また、権藤公平/永原和可那は9ランクアップの90位と、こちらも大きく順位を上げている。
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文/バドミントン・マガジン編集部