9月21日(木)、BWF(世界バドミントン連盟)発表の世界ランキングが更新された。ここでは、韓国OPのポイントが加算されたランキング(9月21日付)の順位変動を紹介しよう。
【男子シングルス】
上位選手に大きな変動はなかったものの、韓国OPで4強に入った台湾の王子維がトップ10入り。また、決勝に進出したジョナタン・クリスティ(14位/写真左)、アンソニー・ギンティン(18位/写真右)がそれぞれトップ20位内にランクを上げてきた。
日本勢では、坂井一将が6ランクアップの34位に浮上。日本人トップの常山幹太(33位)と、わずか885ポイント差に詰めている。後を追う西本拳太は、SS8強のポイントを加えて15ランクアップの46位となり、上田拓馬(56位)を抜いて日本人三番手となった。また、ベルギー国際(IC)で優勝した桃田賢斗が、51ランクアップの162位。早くも100位台に入ってきた。
男子シングルスの順位は こちら
【女子シングルス】
昨年の韓国OP優勝のポイントが消えた山口茜は、2位から4位に後退。そして今年韓国OP準優勝の奥原希望は、一つ順位を上げて8位につけた。
日本選手のし烈な三番手争いは、大堀彩(13位)、佐藤冴香(14位)、川上紗恵奈(19位)、三谷美菜津(20位)、髙橋沙也加(23位)の順。日本勢は20位以内に6人という状況だ。
女子シングルスは こちら
【男子ダブルス】
中国の男子ダブルスをけん引した洪煒/柴飈(中国)だが、洪煒の代表引退によりランキングから消滅した。この影響で上位陣に順位変動があったが、日本のエース・園田啓悟/嘉村健士は4位をキープしている。
続く日本勢では、井上拓斗(写真手前)/金子祐樹が一つ順位を上げて17位。1040ポイント差で保木卓朗/小林優吾(20位)が続く。
男子ダブルスは こちら
【女子ダブルス】
髙橋礼華(写真右)/松友美佐紀が1位をキープする女子ダブルス。15位以内に入っていた中国の2ペア、リオ五輪代表の駱贏/駱羽(前週9位)、包宜鑫/于小含(同・13位)は、駱贏/駱羽、包宜鑫の代表引退によりランキングから消滅。こちらも上位陣に変動があった。
日本勢では、福島由紀/廣田彩花が一つ順位を上げて自己最高位の5位に。また、飛躍をめざす松本麻佑/永原和可那が10ランクアップで24位に浮上。髙橋/松友、福島/廣田、米元小春/田中志穂(8位)、福万尚子/與猶くるみ(9位)に続く、日本人ペア5番手となった。
女子ダブルスは こちら
【混合ダブルス】
日本勢では、数野健太/栗原文音が一つ順位を上げて16位。二番手の渡辺勇大/東野有紗は21位と変わらず。韓国OPのポイントを加算した小林優吾/松友美佐紀が8ランクアップの83位に浮上。金子祐樹/米元小春も164ランクアップの123位、保木卓朗/廣田彩花(写真)が289ランクアップの146位とした。
混合ダブルスは こちら
文/バドミントン・マガジン編集部