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【ジャパンOP】日本は3組が決勝へ! リー・チョンウェイは7度目のVに王手!<準決勝>

9月23日に開催されたダイハツ・ヨネックスジャパンオープン(東京体育館・SS)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。

髙橋礼華(右)/松友美佐紀

日本選手は4種目で準決勝に進出。その中で3組が登場した女子ダブルスは、日本のエース・髙橋礼華/松友美佐紀が、世界選手権銀メダルの福島由紀/廣田彩花と対戦。第1ゲームを奪ったのは髙橋/松友。6連続得点などで21-11に抑えると、第2ゲームは16-15の接戦から再び連続得点をつかみ2−0で勝利。2年連続で決勝進出を決めた。

もう一つの試合は、福万尚子/與猶くるみと韓国の金ハナ/孔熙容が激突。第1ゲームは11-11から18-13とリードを広げた韓国ペアが、追走する福万/與猶を振り切って先制。第2ゲームは序盤から先行した韓国ペアが、そのまま大きく点差を広げ勝利。決勝進出を決めた。

井上拓斗/金子祐樹(右)

男子ダブルスは、井上拓斗/金子祐樹がスーパーシリーズで初めて準決勝に進出。その相手はロシアの長身ペア・イワノフ/ソゾノフだったが、第1ゲームを奪われた後、第2、3ゲームで盛り返して井上/金子が逆転勝利。65分の接戦を制してSSで初の決勝進出を決めた。

混合ダブルスには、快進撃を続ける保木卓朗/廣田彩花が登場。こちらも初のSS準決勝となったインドペアに対し、第1ゲームは14-21と抑えられたが、第2ゲーム21-15で奪い返す。ファイナルゲームは緊迫する接戦の展開となったが、最後は追走する相手を振り切り21-19で勝利。初の決勝進出を決めた。

女子シングルスは、世界女王の奥原希望が右ヒザに痛みを感じたことにより、キャロリーナ・マリーン(スペイン)との準決勝をキケン。中国対決となったもう一つの準決勝は、前回覇者の何冰嬌が後輩の陳雨菲を下して決勝に進んだ。

男子シングルスは7度目の優勝をねらうリー・チョンウェイ(マレーシア)が、中国の石宇奇をストレートで退けて決勝へ。世界王者のビクター・アクセルセン(デンマーク)も、孫完虎(韓国)を2−0で下してファイナル進出を決めている。

準決勝の結果は以下の通り。

 

【男子シングルス】

リー・チョンウェイ(マレーシア)②〔21−19、21−8〕0●石宇奇(中国)39分

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−16、21−16〕0●孫完虎(韓国)46分

孫完虎(韓国)

▼決勝

リー・チョンウェイ(マレーシア) − ビクター・アクセルセン(デンマーク)

【女子シングルス】

キャロリーナ・マリーン(スペイン) キケン 奥原希望

何冰嬌(中国)②〔21−14、25−23〕0●陳雨菲(中国)53分

▼決勝

キャロリーナ・マリーン(スペイン) − 何冰嬌(中国)

何冰嬌(中国)

【男子ダブルス】

井上拓斗/金子祐樹②〔12−21、21−18、21−19〕1●イワノフ/ソゾノフ(ロシア)65分

ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−15、21−14〕0●ボー/モーゲンセン(デンマーク)37分

イワノフ(左)/ソゾノフ(ロシア)

▼決勝

井上拓斗/金子祐樹 − ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)

【女子ダブルス】

金ハナ/孔熙容(韓国)②〔21−19、21−11〕0●福万尚子/與猶くるみ44分

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−11、21−15〕0●福島由紀/廣田彩花45分

福島由紀(右)/廣田彩花

▼決勝

髙橋礼華/松友美佐紀 − 金ハナ/孔熙容(韓国)

金ハナ(手前)/孔熙容

【混合ダブルス】

保木卓朗/廣田彩花②〔14−21、21−15、21−19〕1●チョップラ/レッディ(インド)60分

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−14、21−19〕0●ジョルダン/スサント(インドネシア)46分

▼決勝

保木卓朗/廣田彩花 − 王懿律/黄東萍(中国)

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

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