9月20日に開催されたダイハツ・ヨネックスジャパンオープン(東京体育館・SS)2日目は、各種目1回戦が行なわれた。
日本から8名の選手が本戦に出場している女子シングルス。この日、日本女子では2番目に登場した川上紗恵奈が、大金星をあげた。世界ランク3位の成池鉉(韓国)を相手に第1ゲームは19本で失ったものの、第2ゲームは持ち味のねばり強さを発揮。中盤以降に抜け出して14本でこのゲームを奪うと、ファイナルゲームは12-17から追い上げて19-18で逆転。最後まであきらめず、攻めの姿勢を失わなかった川上が、そのまま連続ポイントをあげて勝利をつかみ取った。
▼選手コメント
「まだ勝った実感が湧いていませんが、挑戦者という気持ちを最後まで持ち続けてプレーできたことがよかったと思います。相手に対して引かずにプレーできましたし、我慢して攻めていくことができました。それに、3ゲーム目の20-18でマッチポイントを握ったときはすごく苦しかったんですが、ゴールを見ずに頑張れたから、最後まで走り切れたのかなと思います。今大会では自分をもっとアピールしていきたいですし、今後は日本のトップ選手の中に入っていきたいと思っています」
【女子シングルス】
川上紗恵奈②〔19-21、21-14、21-18〕1●成池鉉(韓国)77分
取材・文/バドミントン・マガジン編集部