9月16日に開催されたスーパーシリーズ・韓国OP(ソウル・SS)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。
日本は3種目で準決勝に進出。女子シングルスは、奥原希望と山口茜の日本人対決となり、第1ゲームは奥原が21-17で先制する。第2ゲームは山口が序盤5−0とリードしたものの、すぐに奥原が追いつき7−7。その後は互いにポイントを奪い合う展開に。最後は16-16から奥原が抜け出し、21-18で勝利。奥原はオーストラリアOP、世界選手権に続いて3大会連続で決勝に進出した。
女子ダブルスは髙橋礼華/松友美佐紀が決勝をかけて中国の黄雅瓊/于小含と対戦。第1ゲームを19-21の接戦で落とした髙橋/松友は、第2ゲームも12-21で敗れて決勝進出はならなかった。
男子ダブルスは園田啓悟/嘉村健士がインドネシアの若手エース・ギデオン/スカムルジョと対戦。ファイナルゲームの接戦にもつれた試合は、16-17からインドネシアペアが抜け出し、園田/嘉村は惜しくも4強に終わった。
準決勝もう一つの試合は、保木卓朗/小林優吾がボー/モーゲンセン(デンマーク)と対戦。こちらも1−1で最終ゲームにもつれこんだが、最後は17-21でデンマークが勝利し、保木/小林は敗退。それでも、ペア初となるスーパーシリーズでのベスト4を果たしている。
このほか、男子シングルスは地元韓国のエース孫完虎がインドネシアのアンソニー・ギンティンに敗れて決勝進出はならず。決勝はジョナタン・クリスティとの同国対決となった。
女子ダブルスは張藝娜/李紹希(韓国)がデンマークのリターユール/ペデルセンを下して決勝へ。女子シングルスはシンデュ・P.V.(インド)が何冰嬌(中国)を破り、同種目は世界選手権と同じ奥原とシンデュの対決が決まった。
準決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
アンソニー・ギンティン(インドネシア)②〔16−21、21−18、21−13〕1●孫完虎(韓国)78分
ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−13、21−17〕0●王子維(台湾)32分
▼決勝
アンソニー・ギンティン(インドネシア) − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
【女子シングルス】
シンデュ・P.V.(インド)②〔21−10、17−21、21−16〕1●何冰嬌(中国)66分
奥原希望②〔21−17、21−18〕0●山口茜38分
▼決勝
奥原希望 − シンデュ・P.V.(インド)
【男子ダブルス】
ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔17−21、21−16、21−17〕1●保木卓朗/小林優吾62分
ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−18、17−21、21−16〕1●園田啓悟/嘉村健士51分
▼決勝
ボー/モーゲンセン(デンマーク) − ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)
【女子ダブルス】
黄雅瓊/于小含(中国)②〔21−19、21−12〕0●髙橋礼華/松友美佐紀45分
張藝娜/李紹希(韓国)②〔17−21、21−18、21−14〕1●リターユール/ペデルセン(デンマーク)71分
▼決勝
黄雅瓊/于小含(中国) − 張藝娜/李紹希(韓国)
【混合ダブルス】
ジョルダン/スサント(インドネシア)②〔21−18、21−12〕0●ザイデル/エフラー(ドイツ)32分
王懿律/黄東萍(中国)②〔21−15、21−9〕0●チャンPS/チェアYS(マレーシア)43分
▼決勝
ジョルダン/スサント(インドネシア) − 王懿律/黄東萍(中国)
文/バドミントン・マガジン編集部