9月15日に開催されたスーパーシリーズ・韓国OP(ソウル・SS)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
日本選手は5種目すべてで勝ち残り、ベスト4入りをかけて戦った。女子シングルスは山口茜(写真上)が強豪のラチャノック・インタノン(タイ)をストレートで下し準決勝に進出。世界女王の奥原希望も、香港のベテラン選手に2−0で快勝してベスト4入りを決めている。ともに白星を飾った2人は準決勝で激突する。
女子ダブルスは、前日に韓国のエースダブルスを破った松本麻佑/永原和可那が中国ペアと対戦。勝った勢いのまま上位に進みたかったが、ファイナル勝負の末に敗れ4強入りはならず。8月の世界選手権・銅メダルの髙橋礼華/松友美佐紀は、インドネシアペアをストレートで破ったほか、男子ダブルスで同じく銅メダルの園田啓悟/嘉村健士、そして若手の保木卓朗/小林優吾がそれぞれベスト4入りを決めている。
男子シングルスは坂井一将、西本拳太の2選手が準々決勝を戦ったが、どちらも白星は飾れず。混合ダブルスも若手2組が勝ち残っていたが、それぞれ敗れてベスト8に終わった。
準々決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
孫完虎(韓国)②〔20−22、21−10、21−13〕1●サミール・バルマ(インド)69分
ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−13、16−21、21−19〕1●坂井一将52分
アンソニー・ギンティン(インドネシア)②〔21−19、21−13〕0●西本拳太39分
王子維(台湾)②〔21−11、19−21、21−14〕1●H・K・ヴィテンフス(デンマーク)53分
▼準決勝
孫完虎(韓国) − アンソニー・ギンティン(インドネシア)
王子維(台湾) − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
【女子シングルス】
山口 茜②〔21−12、21−16〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)36分
シンデュ・P.V.(インド)②〔21−19、16−21、21−10〕1●三谷美菜津63分
何冰嬌(中国)②〔21−19、16−21、21−19〕1●成池鉉(韓国)77分
奥原希望②〔21−15、21−10〕0●イップ・プイイン(香港)33分
▼準決勝
シンデュ・P.V.(インド) − 何冰嬌(中国)
奥原希望 − 山口茜
【男子ダブルス】
保木卓朗/小林優吾②〔21−18、19−21、21−13〕1●廖敏竣/蘇敬恒(台湾)55分
園田啓悟/嘉村健士②〔21−14、17−21、21−15〕1●ランキレッディ/シェティ(インド)55分
ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔21−19、22−20〕0●ピーターセン/コールディング(デンマーク)50分
ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−16、28−26〕0●張楠/劉成(中国)42分
▼準決勝
保木卓朗/小林優吾 − ボー/モーゲンセン(デンマーク)
園田啓悟/嘉村健士 − ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)
【女子ダブルス】
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−15、21−13〕0●ポリイ/ラハユ(インドネシア)47分
リターユール/ペデルセン(デンマーク)②〔21−11、21−12〕0●杜玥/徐涯(中国)32分
張藝娜/李紹希(韓国)②〔15−21、21−19、21−15〕1●柳海媛/金慧麟(韓国)56分
黄雅瓊/于小含(中国)②〔21−17、22−24、21−15〕1●松本麻佑/永原和可那63分
▼準決勝
髙橋礼華/松友美佐紀 − 黄雅瓊/于小含(中国)
張藝娜/李紹希(韓国) − リターユール/ペデルセン(デンマーク)
【混合ダブルス】
チャンPS/チェアYS(マレーシア)②〔13−21、21−10、21−18〕1●徐承宰/金ハナ(韓国)72分
王懿律/黄東萍(中国)②〔17−21、27−25、21−19〕1●金子祐樹/米元小春71分
ザイデル/エフラー(ドイツ)②〔18−21、21−13、21−18〕1●ゴーSH/ライSJ(マレーシア)56分
ジョルダン/スサント②〔21−17、21−17〕0●保木卓朗/廣田彩花30分
▼準決勝
ザイデル/エフラー(ドイツ) − ジョルダン/スサント(インドネシア)
王懿律/黄東萍(中国) − チャンPS/チェアYS(マレーシア)
文/バドミントン・マガジン編集部