9月6日に開催された第60回全日本社会人選手権(広島・広島市)最終日は、各種目の準決勝、決勝戦が行なわれた。
男子シングルスは、桃田賢斗(東京)が6月の日本ランキングサーキット(RC)に続き、国内大会2連続優勝を達成。決勝では4連覇をねらった坂井一将を9本、15本で下し頂点に立った。女子シングルスは峰歩美が、前回覇者の鈴木温子を下して優勝を飾っている。
男子ダブルスは、元日本代表の橋本博且/佐伯祐行(福井)がV達成。決勝ではRC王者の古賀輝/齋藤太一を2−0のストレートで退けた。女子ダブルスは、成長株の志田千陽/松山奈未が、8月の世界選手権にも出場した福万尚子/與猶くるみを、こちらも2−0で制して社会人初優勝をつかみとった。
混合ダブルスは、国際大会での優勝経験を持つ高階知也/江藤理恵が、齋藤太一/尾﨑沙織の若手ペアを決勝で破り、国内では初めての頂点獲りに成功している。
準決勝、決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝
坂井一将(東京)②〔21−14、21−12〕0●松川直弘(福井)
桃田賢斗(東京)②〔22−20、21−16〕0●武下利一(富山)
▼決勝
桃田賢斗②〔21−9、21−15〕0●坂井一将
【女子シングルス】
▼準決勝
峰 歩美(熊本)②〔21−16、8−21、21−5〕1●大家夏稀(東京)
鈴木温子(東京)②〔21−9、21−13〕0●仁平菜月(富山)
▼決勝
峰 歩美②〔21−11、21−14〕0●鈴木温子
【男子ダブルス】
▼準決勝
橋本博且/佐伯祐行(福井)②〔21−12、21−10〕0●塚本好喜/高野将斗(神奈川)
古賀 輝/齋藤太一(東京)②〔21−15、21−12〕0●牧野公亮(北海道)/山村駿介(神奈川)
▼決勝
橋本博且/佐伯祐行②〔21−13、22−20〕0●古賀 輝/齋藤太一
【女子ダブルス】
▼準決勝
福万尚子/與猶くるみ(熊本)②〔14−21、21−15、21−10〕1●藤井瑞希/垣岩令佳(熊本)
志田千陽/松山奈未(熊本)②〔21−16、21−19〕0●松田蒼/荒木茜羽(岐阜)
▼決勝
志田千陽/松山奈未②〔24−22、21−16〕0●福万尚子/與猶くるみ
【混合ダブルス】
▼準決勝
齋藤 太一/尾﨑沙織(東京)②〔15−21、21−19、21−13〕1●山村駿介(神奈川)/本田恵利奈(茨城)
高階知也(大阪)/江藤理恵(岐阜)②〔21−13、21−14〕0●竹内義憲(神奈川)/浦谷夏未(秋田)
▼決勝
高階知也/江藤理恵②〔21−18、16−21、21−12〕1●齋藤太一/尾﨑沙織
※選手の所属する都道府県は申し込み当時のもの
文/バドミントン・マガジン編集部