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【世界選手権】林丹が6度目の世界一に挑戦!<6日目ダイジェスト>

8月26日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)6日目は、各種目準決勝が行なわれた。ここでは海外選手の活躍を中心にお伝えしよう。

 

準決勝の結果は こちら

 

男子シングルスはリオ五輪金メダリストの諶龍(中国)と、ヨーロッパ選手では20年ぶりの世界一をめざすビクター・アクセルセン(デンマーク・写真)が対戦。「今回は自分のミスが少なかった」と話したアクセルセンが、正確なストロークで攻め込み諶龍を撃破。欧州選手では2001年のピーター・ゲード(デンマーク)以来の決勝進出を果たした。

また、林丹(中国)と孫完虎(韓国)の対決は、世界ランク1位の孫完虎を林丹が完封。世界選手権6度目の優勝にあと一歩に迫った。

女子シングルスは、日本人初優勝をねらう奥原希望がサイナ・ネワール(インド)を破り、同種目では初の決勝進出を決めた。その奥原の相手は、中国の新鋭・陳雨菲に圧勝したシンデュ・P.V.(インド)。リオ五輪準決勝の再戦となった。

 

女子ダブルスは福島由紀/廣田彩花がリオ五輪・銀メダリストのリターユール/ペデルセン(デンマーク)を2−1で撃破。日本人では40年ぶりの決勝進出を決めた。また、もう一方のヤマで戦った髙橋礼華/松友美佐紀と鄭思維/陳清晨(中国)の試合は、中国ペアが髙橋/松友を制して決勝に進出。髙橋/松友は銅メダルとなった。

男子ダブルスに出場した園田啓悟/嘉村健士は、アッサン/サプトロにストレートで敗戦。中国対決となった洪煒/柴飈と張楠/劉成の試合は張楠/劉成が2−0のストレートで下し、ファイナル進出を決めている。

混合ダブルスは、イングランドのC・アドコック/G・アドコックが世界ランク1位の鄭思維/陳清晨(中国)と対戦。観客の声援を受けて積極的に攻勢をかけたが、中国の壁は厚く0−2で敗戦。また、一方のヤマからはリオ五輪金メダリストのアーマド/ナトシール(インドネシア)が勝ち上がった。

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

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