8月25日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)5日目は、各種目準々決勝が行なわれた。ここでは海外選手の活躍を中心にお伝えしよう。
準々決勝の結果は こちら
【男子シングルス】
優勝候補の一角である孫完虎(韓国)と、近況好調のスリカンス・キダムビ(インド)の試合は、安定感のあるレシーブでスリカンスの攻撃を押し返した孫完虎が勝利。世界選手権では初の決勝進出を決めた。
5度の世界一を経験している林丹(中国)は香港選手をストレートで一蹴。世界選手権2連覇の諶龍(中国)も、同国の田厚威を破った。
ヨーロッパ選手としては20年ぶりの男子シングルス優勝をねらうビクター・アクセルセン(デンマーク)も、台湾の周天成をファイナル勝負で破りベスト4に進出している。
【女子シングルス】
日本の奥原希望がリオ五輪金メダリストのキャロリーナ・マリーン(スペイン)を撃破。同種目では2014年に三谷美菜津が銅メダルととって以来となる準決勝進出を決めた。
このほか、第1シードの山口茜を破った陳雨菲(中国)が、ラチャノック・インタノン(タイ)を破って初のベスト4進出。サイナ・ネワール(インド)は地元スコットランドのカースティ・ギルモアを下し、同じくインドのシンデュ・P.V.(写真上)は孫瑜(中国)を2−0で破った。
取材・文/バドミントン・マガジン編集部