8月24日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)4日目は、各種目3回戦が行なわれた。
男子ダブルスの井上拓斗/金子祐樹(写真手前)は、デンマークのベテラン・ボー/モーゲンセンと対戦した。第1ゲームから相手の強打にしっかり対応した日本ペア。接戦となったゲームを20-22で落としたものの、第2ゲームもねばり強く戦い14-17から21-19と逆転に成功した。
この流れで勝利をつかみたかった井上/金子だったが、ファイナルゲームは相手の堅いディフェンスを前に攻撃の糸口がつかめず。前半からリードを許す苦しい状況となり、最後は12-21で敗戦。金星奪取はならなかった。
▼選手コメント
金子「1ゲーム目は、終盤までとりたいときに点がとれて1、2点差で進めたけど、その終盤になると相手のサービスまわりで点数をとられてしまいました。ファイナルゲームは序盤で引き離されてしまったのですが、そこも相手のサービスまわりから自分たちが守りの形になってしまったからだと思います」
井上「サービスまわりで1ゲーム目の最後をやられてしまった。男子ダブルスのサービスまわりの1、2点はすごく大きいので、もっとそこを突き詰めないといけないと思いました。2ゲーム目は17点あたりで負けるかと思ったのですが、(サービスのときに)短めに打ってミスを誘ったら、ミスしてくれた。そこで逆転できたのはよかったと思います」
【男子ダブルス】
井上拓斗/金子祐樹●1〔20−22、21−19、12−21〕②ボー/モーゲンセン(デンマーク)68分
取材・文/バドミントン・マガジン編集部