8月24日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)4日目は、各種目3回戦が行なわれた。
日本から2組が残った男子ダブルス。第4シードの園田啓悟/嘉村健士は、前回の世界選手権3回戦で敗れた因縁の相手、プラタマ/スワルディ(インドネシア)と対戦。第1ゲームから声を出して攻勢をかける園田/嘉村。速いドライブ合戦をモノにしながら、21-18で先制した。
第2ゲームは8−15と大きく離された場面でも、ねばり強くポイントを重ねて14-15。ここから接戦が続き20オールとなったが、最後は相手の堅いレシーブを崩せず22-24で失う。
ファイナルゲームも互いに譲らぬ攻防となったが、先に15-9とリードを奪ったのが園田/嘉村。ここから16-14と詰められるもなんとか耐え抜き、最後は点差を広げて21-15で勝利した。園田/嘉村は2年前のリベンジを達成し、ベスト8に進出した。
▼選手コメント
嘉村「相手とは1勝5敗で分は悪かったけど、自分たちのプレーをしっかりやれば勝てると思っていました。2ゲーム目はあそこまで追いついたので勝ちきりたかったけど、そこを負けてしまった。でも、しっかりファイナルゲームで切り替えて勝つことができたのでよかったです」
園田「負け越している相手でしたが、そういうふうにとらえず試合に臨めたと思います。我慢するところを我慢して打てました。いまは充実していると思います」
【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士②〔21−18、22−24、21−15〕1●プラタマ/スワルディ(インドネシア)66分
取材・文/バドミントン・マガジン編集部