8月24日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)4日目は、各種目3回戦が行なわれた。
女子シングルスには第1シードの山口茜が登場。対戦相手は中国の若手・陳雨菲。第1ゲームから積極的に攻撃を仕掛ける相手に対し、山口はリズムに乗れず18-21で落としてしまう。
逆転をねらった第2ゲームは、山口もスピードを上げてポイントを奪い12-8としたが、陳雨菲も負けじと応戦。すると、中盤以降にカットやドリブンクリアーからチャンスを作った陳雨菲が14-14の同点にすると、そのまま山口を突き放す。負けられない山口もねばり強いディフェンスを見せたが、終盤に追いつけず19-21で敗戦。初めての世界選手権は悔しい3回戦敗退となった。
▼選手コメント
山口「負けたことは悔しいけど、自分の思うようなプレーが出せなかった部分があるし、出させてもらえなかった部分がある。そこが一番ダメだったのかなと思います。いままでは低いラリーで速い展開が多かったけど、今回は低い展開と大きい展開をうまく使われたり、自分が無理に低く出してつかまることも多かった。また、ラリー間の間合いのところもいつもと違う感じがあったかなと思います」
【女子シングルス】
山口茜●0〔18−21、19−21〕②陳雨菲(中国)52分
取材・文/バドミントン・マガジン編集部