8月24日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)4日目は、各種目3回戦が行なわれた。
女子シングルスは奥原希望と大堀彩の日本人対決。第1ゲームを奪ったのは奥原だった。序盤から互いに四隅をつくラリーを展開。奥原が先行して試合を進めたが、後半に大堀が追いついて20オールのデュースとなった。そのまま逆転をねらった大堀だが、ここで攻め急いだのか、連続ミス。奥原が先制した。
第2ゲームはクロスカットを効果的に打ち込んだ大堀が先行して8−5。しかし、「昨日の反省を生かした」という奥原が、ここからジワジワと追いつき11-10と逆転。その後もねばる大堀を引き離した奥原が21-15で抑え、準々決勝進出を決めた。
奥原「昨日よりも内容がよくて、(リードされた)2ゲーム目に追いついた場面でも、しっかり昨日の反省を生かすことができました。(反省とは)昨日はやられたところにこだわってしまった部分があったけど、今日はすんなり諦めて違う作戦に切り替えていけたのがよかったかなと思います」
【女子シングルス】
奥原希望②〔22−20、21−15〕0●大堀彩49分
取材・文/バドミントン・マガジン編集部