8月24日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)4日目は、各種目3回戦が行なわれた。
2回戦で快勝している米元小春/田中志穂(写真手前)は、ブルガリアのG・ストエヴァ/S・ストエヴァと対戦。第1ゲームは緩急をうまく使ってポイントを重ねた日本ペアが奪ったものの、第2ゲームは相手のパワーに押され5-21。仕切り直して臨んだファイナルゲームは、出だしからスピードを上げた米元/田中が先行。後半は相手の追走に苦しむ場面もあったが、最後に振り切った日本ペアが21-19で勝利。日本勢のベスト8一番乗りを決めた。
▼選手コメント
米元「相手は力があるので、フルロングレシーブになると思ったし、長い試合にもなると思ってました。力勝負をしたときに自分たちがうまく組み立てができず、無理してプレーした部分があったり、緩急を使って長いラリーをした後に、サービスまわりでミスしたりで、うまく連続得点に結び付けられなかったです。1ゲーム目とファイナルゲームの序盤のように、しっかり緩急とスペースをうまく使った連続攻撃ができればよかったかなと思います」
田中「1ゲーム目とファイナルゲームの出だしがよかったけど、そこからの連続攻撃だったり、相手の攻撃を止められない部分があったので、そこを止められるようにしていきたいです」
【女子ダブルス】
米元小春/田中志穂②〔21−12、15−21、21−19〕1●G・ストエヴァ/S・ストエヴァ(ブルガリア)68分
取材・文/バドミントン・マガジン編集部