8月23日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
女子シングルス第10シードの佐藤冴香は、デンマーク選手と対戦した。第1ゲームは佐藤が相手に押し込まれる場面が目立ち、6連続失点などで14-21。しかし、落ち着いて臨んだ第2ゲームは、ペースをしっかりつかんだ佐藤が21-14で奪い返した。
ファイナルゲームは前半まで佐藤が先行しながら試合を進めていたが、11-9から12-14と逆転を許してしまう。逃げ切りをはかる相手を追走する佐藤だったが、勝負所での攻め急いだミスが響き、最後は18-21で敗戦。2度目の世界選手権は白星をつかめずに終わった。
▼選手コメント
佐藤「相手の選手は上からのショットがキレもよくて、ネット前にも速いスピードで入ってきたので、なかなかいい体勢で打てませんでした。また、先手を打たれることも多くて、自分がつなぐだけになってしまいました」
【女子シングルス】
佐藤冴香●1〔14−21、21−14、18−21〕②ミア・ブリッチフェルド(デンマーク)61分
取材・文/バドミントン・マガジン編集部