男子シングルス:常山幹太
−−世界選手権での初勝利について
常山「最初はめちゃめちゃ緊張してどうなるかなと思ったけど、1ゲーム目の出だしがよく、そこで気持ちも乗れていい感じに1ゲーム目を終われました。2ゲーム目は途中で追いつかれたけど、そこは切り替えて“自分のプレーをするぞ”という気持ちで最後までやりきりました」
−−丁寧なラリーをしていた
常山「前日にビデオで相手のプレーを見ましたが、スマッシュを打ってくるタイプだったので、我慢して相手のミスを待つことを意識しました」
−−第2ゲームで点差を詰められた原因は?
常山「(13-6と)点数が離れたとき、自分がちょっとスピードを落としてしまい、そこで相手に一気に来られて気持ちも引いてしまいました。ただ、そこから自分で集中し直すことができたのがよかったです」
−−常山選手にとって、今大会はどういった位置付けか
常山「こういう大きな大会はなかなか出られないし、いまの自分が上の選手とどれくらいの差があるかを確かめられることができると思います。(勝ったことは)自信にはなりました。最近では、自分の思ったところに打てるようになってきたと思います」
取材・文/バドミントン・マガジン編集部