8月10日、BWF(世界バドミントン連盟)発表の世界ランキングが更新された。
今月21日に開幕する世界選手権(スコットランド・グラスゴー)を前に、スーパーシリーズなどトップ選手が出場する大会はなく、上位陣に大きな変動はなかった。
そんな中、ニュージーランドOP(GPG)で結果を残した日本の女子選手が大きくランクを上げている。
▼女子シングルス
ニュージーランドOPで準優勝を飾った川上紗恵奈が、5950ポイントを加算して9ランクアップの20位に浮上した。日本の女子選手は、山口茜(2位)、奥原希望(8位から9位に後退)、佐藤冴香(13位)、大堀彩(15位)、三谷美菜津(18位)、川上(20位)と、20位以内に6人となった。
▼女子ダブルス
松本麻佑/永原和可那が4ランクアップの33位に。髙橋礼華/松友美佐紀(1位)、米元小春/田中志穂(7位)、福島由紀/廣田彩花(9位)、福万尚子/與猶くるみ(11位)に続く、日本人ペア5番手に躍り出た。
6番手の櫻本絢子/髙畑祐紀子は、8ランクアップの37位に浮上。2ランクダウンの38位となった篠谷菜留/星千智は、670ポイント差で追う立場に。また、新玉美郷/渡邉あかね(50位)を追う志田千陽/松山奈未は8ランクアップで53位。こちらは少しポイント差はあるが、徐々に差を詰めている。
▼男子シングルス&ダブルス、混合ダブルス
男子シングルスは、世界選手権に出場する常山幹太が一つ順位を落としたものの、日本人最上位をキープして34位。男子ダブルスは、園田啓悟/嘉村健士が4位をキープしている。井上拓斗/金子祐樹は19位から20位に、保木卓朗/小林優吾は21位から22位に、それぞれ一つ順位を下げている。混合ダブルスには、大きな変動はなかった。
文/バドミントン・マガジン編集部