8月6日に開催されたニュージーランドOP(オークランド・GPG)最終日は、各種目の決勝戦が行なわれた。
日本選手は5日の準決勝を勝ち上がった女子シングルスの川上紗恵奈、女子ダブルスの櫻本絢子/髙畑祐紀子が決勝に登場。川上は世界トップランカーのラチャノック・インタノン(タイ)と対戦すると、第1ゲーム14本で先制されたが、第2ゲームは21-16で奪い返す。ファイナルゲームは川上が15-16と中盤まで離されずに戦ったが、ここから相手に抜け出され最後は15-21で敗戦。強敵とファイナルゲームを演じたが、惜しくも準優勝に終わった。
女子ダブルスの櫻本/髙畑は準決勝で中国の若手ペアを破っており、その勢いのまま第1シードのマレーシアペア、ウーン/フーと激突。第1ゲームを21-18で制した櫻本/髙畑だったが、第2,3ゲームは相手に連取され優勝はならず。それでも、GPGで準優勝を飾り、世界ランクの高ポイントを獲得した。
日本選手の準決勝結果、決勝戦の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼決勝
李卓耀(香港)②〔11−21、21−15、22−20〕1●王子維(台湾)67分
【女子シングルス】
▼準決勝(8月5日)
川上紗恵奈②〔21−12、17−21、21−17〕1●フィトリアニ(インドネシア)60分
▼決勝
ラチャノック・インタノン(タイ)②〔21−14、16−21、21−15〕1●川上紗恵奈65分
【男子ダブルス】
陳宏麟/王齊麟(台湾)②〔21−16、21−18〕0●オン/テオ(マレーシア)36分
【女子ダブルス】
▼準決勝(8月5日)
櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔23−21、21−13〕0●劉玄炫/夏玉婷(中国)49分
▼決勝
ウーン/フー(マレーシア)②〔18−21、21−16、21−19〕1●櫻本絢子/髙畑祐紀子69分
【混合ダブルス】
▼決勝
ロナルド/サウフィカ(インドネシア)②〔21−19、21−14〕0●サラシング/マパサ(オーストラリア)37分
文/バドミントン・マガジン編集部