7月30日に山形インターハイが開幕した。大会初日は、女子団体1~3回戦が新庄市体育館と尾花沢市文化体育施設「サルナート」で、男子1~3回戦が鶴岡市小真木原総合体育館と鶴岡市藤島体育館で行なわれ、それぞれベスト8が出そろった。ここでは女子団体のダイジェストをお伝えしよう。
【女子ダイジェスト】
女子団体は、第1シードで昨夏の覇者・ふたば未来学園(福島)をはじめ、選抜2位の埼玉栄(埼玉)や同3位の九州国際大付(福岡)などが順調な勝ち上がりを見せて、ベスト8入りを果たした。
初日の注目の対戦は、選抜3位の作新学院(栃木)と今大会の優勝候補にも数えられる柳井商工(山口)が激突した3回戦だ。接戦も予想されたこの試合は、柳井商工が第1ダブルスを落としたものの、第2ダブルスの岩永鈴/水津優衣が勝利すると、柳井商工は第1シングルスの柳井咲耶と第2シングルスの水津が続けて勝利を収め、3−1で勝利。準々決勝進出を決めた。「いい形で明日を迎えられる。優勝を目標に3年間やっているので、チーム全体で勝って優勝したい」と柳井商工の竹光唯至監督。
そのほかでは、英明(香川)、聖ウルスラ学院英智(宮城)、青森山田(青森)、日本ウェルネス(西東京)が準々決勝へと駒を進めている。
大会2日目の7月31日は、男女ともに鶴岡市小真木原総合体育館で準々決勝から決勝が行なわれる。試合は男子団体戦の準々決勝が9時から行なわれ、その後、女子団体戦の準々決勝が始まる予定。
女子団体・準々決勝の対戦カードは以下の通り。
【女子対戦カード】
▼準々決勝
ふたば未来学園(福島)— 英明(香川)
聖ウルスラ学院英智(宮城)— 柳井商工(山口)
九州国際大付(福岡)— 青森山田(青森)
日本ウェルネス(西東京)— 埼玉栄(埼玉)
取材・文/吉井信行