7月21日に開催されたUSオープン(アメリカ・アナハイム・GPG)3日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
B代表の選手らが中心となって参戦している日本選手は、5種目で準々決勝に進出。女子シングルスは、大堀彩がデンマーク選手を2−0のストレートで下し、準決勝に勝ち進んだ。前週カナダOP優勝の川上紗恵奈は、スコットランド選手に敗れ連続Vはならず。また、川上と同じくカナダOP男子シングルス優勝の常山幹太も、世界ランク23位のインド選手にファイナル勝負の末に敗れ、2大会連続での上位進出はならなかった。
男子ダブルスは、井上拓斗/金子祐樹がスコットランドペアを2−0で下し4強入り。女子ダブルスは、中西貴映/東野有紗が韓国の強豪ペアを14本、12本のストレートで退けて準決勝進出を果たした。日本人ペア同士の対決となった松本麻佑/永原和可那と新玉美郷/渡邉あかねの試合は、松本/永原がカナダOP準決勝に引き続き新玉/渡邉に勝利。混合ダブルスでは権藤公平/永原和可那が、マレーシアペアをファイナルゲーム22-20で下して準決勝へとコマを進めている。
日本選手の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
渡邉航貴●1〔16−21、21−16、9−21〕②許侊熙(韓国)53分
常山幹太●1〔21−10、15−21、18−21〕②プラノイ・H.S.(インド)60分
▼準決勝
グエン・ティエンミン(ベトナム) − プラノイ・H.S.(インド)
カシャップ・パルパリ(インド) − 許侊熙(韓国)
【女子シングルス】
大堀彩②〔21−15、21−13〕0●ナタリア・コッホ・ローデ(デンマーク)35分
川上紗恵奈●0〔14−21、22−24〕②カースティ・ギルモア(スコットランド)46分
▼準決勝
ミッシェル・リー(カナダ) − カースティ・ギルモア(スコットランド)
大堀彩 − 李張美(韓国)
【男子ダブルス】
小野寺雅之/岡村洋輝●0〔18−21、20−22〕②レッディー/アットリ(インド)43分
渡邊達哉/権藤公平●0〔17−21、20−22〕②催率圭/金載煥(韓国)37分
井上拓斗/金子祐樹②〔21−12、21−17〕0●ダン/ホール(スコットランド)34分
▼準決勝
盧敬堯/楊博涵(台湾) − レッディー/アットリ(インド)
井上拓斗/金子祐樹 − 催率圭/金載煥(韓国)
【女子ダブルス】
中西貴映/東野有紗②〔21−14、21−12〕0●柳海媛/金慧麟(韓国)36分
松本麻佑/永原和可那②〔21−17、21−9〕0●新玉美郷/渡邉あかね33 分
篠谷菜留/星千智●0〔18−21、16−21〕②李紹希/申昇瓚(韓国)44分
▼準決勝
李紹希/申昇瓚(韓国) − 柳海媛/金慧麟(韓国)
松本麻佑/永原和可那 − 中西貴映/東野有紗
【混合ダブルス】
権藤公平/永原和可那②〔21−11、8−21、22−20〕1●ゴーSH/ライSJ(マレーシア)50分
▼準決勝
権藤公平/永原和可那 − 徐承宰/金荷娜(韓国)
金元昊/申昇瓚(韓国) − レーン/ピュー(イングランド)
文/バドミントン・マガジン編集部