6月23日に開催されたスーパーシリーズ第6戦オーストラリアOP(シドニー・SS)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
4種目で準々決勝に勝ち進んだ日本。女子シングルスでは、山口茜が中国の若手選手を15本、14本で退けて準決勝に進むと、奥原希望と髙橋沙也加の日本ユニシスチーム同士の対戦は、21−12、23-21で制した奥原に軍配が上がった。
男子ダブルスは、園田啓悟/嘉村健士が台湾ペアとの競り合いをモノにしてベスト4入り。女子ダブルスも、髙橋礼華/松友美佐紀が米元小春/田中志穂とのファイナルゲームの接戦を制して準決勝へ。福島由紀/廣田彩花は、韓国の好調ペア・張藝娜/李紹希と80分以上の長丁場を制して4強入りを決めている。
男子ダブルスの井上拓斗/金子祐樹は、インドネシアのセティアワンとマレーシアのタン・ブンヒョンペアにストレートで屈しベスト8。混合ダブルスの小林優吾/松友美佐紀も、世界ランク1位の鄭思維/陳清晨(中国)に敗れて準決勝には進めなかった。
そのほか、男子シングルスでは諶龍と林丹の中国Wエース対決を諶龍が勝利。ファイナルゲーム23-21までもつれる戦いを制した。女子シングルスでは戴資穎(台湾)がシンデュ・P.V.(インド)との接戦に勝って準決勝進出している。
準々決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
スリカンス・キダムビ(インド)②〔25−23、21−17〕0●サイ・プラニース・B.(インド)43分
石宇奇(中国)②〔21−17、21−12〕0●H・K・S・ヴィテンフス(デンマーク)40分
諶龍(中国)②〔21−16、12−21、23−21〕1●林丹(中国)78分
李炫一(韓国)②〔17−21、21−15、21−18〕1●田厚威(中国)68分
▼準決勝
諶龍 ー 李炫一
スリカンス・キダムビ ー 石宇奇
【女子シングルス】
山口 茜②〔21−15、21−14〕0●陳雨菲(中国)39分
奥原希望②〔21−12、23−21〕0●髙橋沙也加42分
戴資穎(台湾)②〔10−21、22−20、21−16〕1●シンデュ・P.V.(インド)60分
孫瑜(中国)②〔21−17、10−21、21−17〕1●サイナ・ネワール(インド)79分
▼準決勝
山口茜 ー 戴資穎(台湾)
奥原希望 ー 孫瑜(中国)
【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士②〔21−18、21−19〕0●陳宏麟/王齊麟(台湾)39分
タンBH/セティアワン(マレーシア/インドネシア)②〔21−14、21−12〕0●井上拓斗/金子祐樹30分
盧敬堯/楊博涵(台湾)②〔21−16、21−18〕0●催率圭/金德永(韓国)37分
張楠/劉成(中国)②〔14−21、21−12、21−15〕1●テオEY/オンYS(マレーシア)58分
▼準決勝
園田啓悟/嘉村健士 ー 盧敬堯/楊博涵(台湾)
張楠/劉成(中国) ー タンBH/セティアワン
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花②〔10−21、26−24、21−16〕1●張藝娜/李紹希(韓国)83分
リターユール/ペデルセン(デンマーク)②〔21−11、15−21、23−21〕1●柳海媛/金慧麟(韓国)71分
鄭思維/陳清晨(中国)②〔21−17、20−22、21−18〕1●湯金華/包宜鑫(中国)58分
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−16、18−21、21−16〕1●米元小春/田中志穂85分
▼準決勝
髙橋礼華/松友美佐紀 ー 陳清晨/賈一凡(中国)
福島由紀/廣田彩花 ー リターユール/ペデルセン(デンマーク)
【混合ダブルス】
鄭思維/陳清晨(中国)②〔21−19、21−13〕0●小林優吾/松友美佐紀30分
王懿律/黄東萍(中国)②〔22−20、21−15〕0●C・アドコック/G・アドコック(イングランド)41分
金德永/金荷娜(韓国)②〔21−12、21−17〕0●デチャポル/サプシリー(タイ)45分
ジョルダン/スサント(インドネシア)②〔21−8、21−17〕0●チャンPS/チェアYS(マレーシア)37分
▼準決勝
鄭思維/陳清晨 ー 王懿律/黄東萍
ジョルダン/スサント ー 金德永/金荷娜
文/バドミントン・マガジン編集部