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【SSP】坂井一将が4強! 佐藤冴香が山口茜との日本人対決を制す!<インドネシアOP>

6月16日に開催されたスーパーシリーズ第5戦インドネシアOP(ジャカルタ・SSP)5日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

坂井一将

 

日本は予選から勝ち上がった男子シングルスの坂井一将が、リオ五輪8強のラジフ・オーゼフ(イングランド)と対戦。第1ゲームは13本で奪われた坂井だったが、第2ゲーム16本で取り返すと、ファイナルゲームは21-10に抑えて勝利! これまでSSではベスト8が最高だったが、今回初めてその壁を破り4強入りを果たした。

女子シングルスは2回戦に続き、佐藤冴香と山口茜の日本人対決となった。前日に奥原希望との接戦を演じた山口茜に対し、佐藤が第1ゲームを21-17で先制。第2ゲームは山口が奪い返したが、ファイナルゲームは18-18とお互いに譲らぬ好勝負となり、最後は佐藤が3連続ポイントで突き放して激闘に終止符を打った。

佐藤冴香(左)と山口茜

 

女子ダブルスも、米元小春/田中志穂と福島由紀/廣田彩花の日本ペア同士の対決となり、こちらもファイナル勝負の熱戦を米元/田中が制し、ベスト4入りを決めている。また、男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士は、中国ペアに15本、15本で敗れれ準決勝進出はならなかった。

米元小春(右)/田中志穂

 

そのほか、リオ五輪金メダリストで先月のスディルマン杯でも活躍した諶龍(中国)が、インドのプラノイ・H.S.(インド)と対戦。ファイナルゲームの末、最後はプラノイが抜け出して勝利。プラノイは2回戦でリー・チョンウェイ(マレーシア)を破っており、2試合連続で金星を上げている。

また、女子シングルスでSSなど6大会連続優勝中の戴資穎(台湾)が、世界ランク14位のタイ選手に敗戦。ファイナル勝負は17-15と戴資穎がリードしていたが、ここからまさかの6連続失点。勝利を目の前に失速し、17-21で敗れ金星を献上した。

戴資穎(台湾)
ニチャオン・ジンタポル(タイ)

 

準々決勝の結果は以下の通り。

 

【男子シングルス】

プラノイ・H.S.(インド)②〔21−18、16−21、21−19〕1●諶龍(中国)75分

孫完虎(韓国)②〔21−15、21−17〕0●周天成(台湾)51分

坂井一将②〔13−21、21−16、21−10〕1●ラジフ・オーゼフ(イングランド)57分

スリカンス・K(インド)②〔21−15、21−14〕0●王子維(台湾)37分

 

【女子シングルス】

ニチャオン・ジンダポル②〔21−19、8−21、21−17〕1●戴資穎(台湾)60分

ベイウェン・ツァン(アメリカ)②〔21−15、21−19〕0●孫瑜(中国)43分

佐藤冴香②〔21−17、18−21、21−18〕1●山口茜62分

成池鉉(韓国)②〔21−6、21−23、21−14〕1●陳曉欣(中国)66分

山口茜

 

【男子ダブルス】

張楠/劉成(中国)②〔21−15、21−15〕0●園田啓悟/嘉村健士46分

李俊慧/劉雨辰(中国)②〔21−12、21−13〕0●李洋/李哲輝(台湾)30分

ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔23−21、21−11〕0●イワノフ/ソゾノフ(ロシア)42分

アルフィアン/アルディアント(インドネシア)②〔21−13、18−21、21−12〕1●キッティヌポン/デチャポル(タイ)55分

園田啓悟/嘉村健士(右)

 

【女子ダブルス】

陳清晨/賈一凡(中国)②〔18−21、21−17、21−11〕1●リターユール/ペデルセン(デンマーク)65分

米元小春/田中志穂②〔19−21、21−14、21−14〕1●福島由紀/廣田彩花64分

張藝娜/李紹希(韓国)②〔17−21、21−13、21−13〕1●ハリス/サリ(インドネシア)71分

アワンダ/イスタラニ(インドネシア)②〔13−21、21−19、21−11〕1●サプシリー/プティタ(タイ)74分

 

【混合ダブルス】

アーマド/ナトシール(インドネシア)②〔21−18、21−16〕0●タンKM/ライPJ(マレーシア)

チャンPS/ペク・YW(マレーシア)②〔19−21、21−13、21−13〕1●盧敬堯/姜凱心(台湾)58分

鄭思維/陳清晨(中国)②〔21−14、21−19〕0●クリスチャンセン/シーグセン(デンマーク)39分

劉雨辰/湯金華(中国)②〔21−11、17−21、21−16〕1●C・アドコック/G・アドコック(イングランド)51分

 

文/バドミントン・マガジン編集部

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