8月21日から27日にまで、スコットランド・グラスゴーで『第23回バドミントン世界選手権』が開催される。6月6日に各種目のエントリーリストが更新され、同大会の出場権を手にした選手らが決定した。
日本はリオ五輪金メダリストで、女子ダブルス世界ランク1位の髙橋礼華/松友美佐紀、女子シングルス同4位の山口茜、男子ダブルス同6位の園田啓悟/嘉村健士らが出場を決めている。日本選手としては1977年第1回大会、女子ダブルスで優勝を果たした栂野尾悦子/植野恵美子以来、40年ぶりの世界一をめざす。
また、世界選手権と同時期に、大学生スポーツの祭典・ユニバーシアード(バドミントン競技は8月23日〜29日)が台湾・台北で開催される。台湾出身で女子シングルス世界ランク1位の戴資穎は、地元開催のユニバーシアードに参戦することを表明。世界選手権の出場を辞退している。ほかにも世界選手権への出場を見送った選手・ペアがいたため、各種目で予備登録されていた選手らが繰り上がりで出場可能となった。
日本選手では女子シングルス佐藤冴香、男子ダブルス遠藤大由/渡辺勇大、女子ダブルス福島由紀/廣田彩花が、繰り上がりで出場権を手にしている。
日本からの出場予定選手は以下の通り。
【男子シングルス/64選手】
常山幹太(トナミ運輸)
上田拓馬(日本ユニシス)
【女子シングルス/48選手】
山口 茜(再春館製薬所)
奥原希望(日本ユニシス)
大堀 彩(トナミ運輸)
佐藤冴香(ヨネックス※)
【男子ダブルス/48ペア】
園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)
保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)
井上拓斗/金子祐樹(日本ユニシス)
遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス※)
【女子ダブルス/48ペア】
髙橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)
福万尚子/與猶くるみ(再春館製薬所)
米元小春/田中志穂(北都銀行)
福島由紀/廣田彩花(再春館製薬所※)
【混合ダブルス/48ペア】
数野健太/栗原文音(日本ユニシス)
渡辺勇大/東野有紗(日本ユニシス)
世界ランキングは6月1日現在。所属にある※は繰り上がり出場者・ペア