5月24日に開催されたスディルマンカップ(オーストラリア・ゴールドコースト)4日目は、予選リーグCの日本VSマレーシアが行なわれた。ここでは、試合後の選手コメントを紹介しよう。
男子ダブルス
嘉村健士
「先頭バッターでしっかり勝つことができてよかった。キャプテンとしても、ここで勝って盛り上げることが仕事だと思っていたので。ゲームの入り方は注意しないといけないと思ってましたが、どうしてもプレッシャーがかかる場面でしたし、そこで(レシーブなど)上げるプレーを選んでしまった。そこは自分の選択ミスなので、次は改善していきたいです」
園田啓悟
「試合が始まる前からダブルスがカギとなるという自覚はあったので、勝ててうれしかったです。(逆転勝利については)第2ゲーム以降は気持ちを切り替えて、自分たちのプレーである低空戦を貫けたのが結果につながりました」
女子シングルス
山口茜
「自分は(今大会で)初めての試合だったので、試合前は緊張していました。この試合は、自分からラリーを作って先手をとろうと思っていたのですが、第1ゲームは落ち着いてできたけど、2ゲーム目は攻め急いでしまって、ミスが多くなりました。ただ、(2ゲーム目は)相手も要所でミスをしてくれたり、自分も体勢を整えてラリーを作れるようになったらいけたので、そこで勝てたことはよかったかなと思います」
男子シングルス
五十嵐優
「相手が強いのはわかっていたけど、少しでもチームにいい流れを作れたらと思って試合に臨みました。ただ、相手の方が何枚も上手。力不足でした。自分としては、いまもっている力をすべて出し切ることがテーマでしたが、ラケットに羽根が当たっているのに相手のコートに返しきれなかったことがありました。経験したことのない球威だったりを、ビデオだけではわからないことを体感できたので、これをいい経験として練習につなげていきたいです」
女子ダブルス
髙橋礼華
「あまり飛ばない体育館なので、すごい取られる(レシーブされる)という意識で試合に入りましたが、やっぱりあまり決まらなくて途中で焦ってしまいました。(第2ゲームは)後半に相手の動きが落ちたので、攻撃のスピードを上げていきました。私も打てるときにしっかり打てたので、そこがよかったと思います」
松友美佐紀
「相手はマレーシアでも若くて勢いのあるペア。マレーシアの応援もノッていたし、そこに選手もノッているなと思いました。そういう相手に対しても、自分たちからもう少しリズムを替えられたらよかったなと思います。この後はどこと当たっても強いので、チーム一丸となって1戦1戦を戦っていきたいです」
混合ダブルス
渡辺勇大
「第1ゲームは出だしがあまりよくなくて、サービスや、2球目、3球目をしっかりいれることができなかったです。ただ、勝ちが決まった場面での試合だったので、プレッシャーに押し負けるということはなく、(試合に)負けはしたけど自分たちのプレーはできたと思います」
東野有紗
「第2ゲームはサービスまわりが勝負になると思ったので、そこができたので取ることができました。ただ、3ゲームはちょっとしたミスが出てしまったので、そこが負けにつながってしまった。いかに最初から自分たちのプレーができるかどうかが大事。次の試合に出させてもらったら、しっかりポイントを取りたいです」