明日5月24日に、スディルマンカップ(オーストラリア・ゴールドコースト)グループ1・予選リーグCの、日本VSマレーシアが行なわれる。ともにドイツ戦で勝利し決勝トーナメント進出を決めているが、この試合で勝ったチームが予選1位通過となる大事な一戦。前日練習を行なった日本チームのキャプテン・嘉村健士、副キャプテンの髙橋礼華、そして朴柱奉監督のコメントを紹介しよう。
嘉村健士
「ドイツ戦では先頭バッターでしっかり勝てたし、最初の試合で勝利できたというのは大きいと思います。マレーシア戦はどの順番になるかわからないけど、自分たちが出場したなら、結果をしっかり出したいと思います。(対戦が予想されるゴー/タンについては)相手には昨年のSSファイナルもそうですが、トマス杯(2014年決勝)でも負けている。ここで勝ってこそだと思うし、団体戦でしっかり(敗れた悔しさを)晴らしたいと思います」
髙橋礼華
「マレーシアはミックスの銀メダリスト(チャン/ゴー)が出ていませんが、リー・チョンウェイとゴー/タンの銀メダリストがいるので、(日本に)プレッシャーはあると思います。ただ、団体戦は何が起きるかわからないと思っているので、どこが勝つというのではなく、“チーム一丸となって勝つ”という気持ちを前面に出していきたいです」
朴柱奉監督
「大会前から話している通り、明日のマレーシア戦で勝つことが大事。そのためには、やはり男子ダブルス、ミックスダブルスがポイントになってくる。男子ダブルスの園田啓悟/嘉村は、世界ランクだと相手(ゴー/タン)が少し上だし、(昨年末の)SSファイナルでも負けている。ミックス(数野健太/栗原文音)もアジア選手権で負けていたので、トータル的な強さはマレーシアが5・5、日本が4・5という数字だと思います。選手たちのパフォーマンスについては(ドイツ戦を見ても)、とくに問題はありません」