4月16日に開催されたスーパーシリーズ第4戦シンガポールOP(シンガポール・SS)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。
日本選手で決勝進出を果たしたのは女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀。SSでは昨年のデンマークOP優勝(SSファイナルも準優勝)以来の決勝進出となり、ライバルのリターユール/ペデルセン(デンマーク)と対戦した。
第1ゲームは髙橋/松友がリードを保って進めるも、18-16からデンマークペアに5連続得点を許す。第2ゲームはタカマツペアが21-14で取り返すと、勝負はファイナルゲームへ。久々のSS優勝を手にしたい髙橋/松友だったが、序盤で先行したデンマークペアに5−12まで点差を広げられる。ここから14−16まで持ち直した日本ペアも、追い上げはここまで。最後は振り切ったリターユール/ペデルセンが先に21点を奪い、昨年11月の香港OP以来の優勝を果たした。
男子シングルスはインド対決となり、スリカンス・キダムビを下したサイ・プラニース・B.がSS初優勝。女子シングルスは今年の全英OP、マレーシアOPに続いて3戦連続で決勝進出を果たした戴資穎(台湾)が、キャロリーナ・マリーン(スペイン)をストレートで制してV。昨年の香港OP、SSファイナル、そして全英、マレーシアから5戦連続優勝を飾っている(インドOPは不出場)。
男子ダブルスは、中国の若手ペアを下したボー/モーゲンセン(デンマーク)が、16年フランスOP以来のSS制覇。混合ダブルスは、タイペアとファイナルゲームの接戦を演じた魯愷/黄雅瓊(中国)が全英、インドに続く優勝を果たしている。
決勝戦の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼決勝
サイ・プラニース・B.②〔17−21、21−17、21−12〕1●スリカンス・キダムビ(インド) 55分
【女子シングルス】
▼決勝
戴資穎(台湾)②〔21−15、21−15〕0●キャロリーナ・マリーン(スペイン)38分
【男子ダブルス】
▼決勝
ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔21−13、21−14〕0●李俊慧/劉雨辰(中国)41分
【女子ダブルス】
▼準決勝
リターユール/ペデルセン(デンマーク)②〔21−18、14−21、21−15〕1●髙橋礼華/松友美佐紀65分
【混合ダブルス】
▼決勝
魯愷/黄雅瓊(中国)②〔19−21、21−16、21−11〕1●デチャポル/サプシリー(タイ)68分