4月2に開催されたスーパーシリーズ第2戦・インドOP(ニューデリー)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。
日本は女子ダブルス決勝に米元小春/田中志穂、福万尚子/與猶くるみが登場。2年連続で日本選手同士の頂上決戦を演じた。
どちらが勝ってもSS初優勝となる大勝負。その第1ゲームは、福万/與猶が16本で米元/田中を抑えて先制。しかし、初のSS決勝に上がった米元/田中も、第2ゲームは落ち着いてラリーを展開して21-19で奪い返す。
ファイナルゲーム、序盤に主導権を握ったのは米元/田中。4−1から5連続得点などで福万/與猶を一気に突き放すと、そのまま大量リードを保って勝利。米元/田中が見事SS初優勝を飾った。
なお、日本選手の女子ダブルス優勝は、SS制度となった2007年以降、末綱聡子/前田美順、髙橋礼華/松友美佐紀に次いで3組目となる。
男子シングルスは、ビクター・アクセルセン(デンマーク)が、台湾のエース・周天成と対戦。第1、2ゲームともに大きく点差を広げたビクターが勝利し、昨年のSSファイナル以来となるタイトル獲得を決めた。
リオ五輪決勝と同じ対戦カードとなった女子シングルスは、地元インドのシンデュ・P.V.が、キャロリーナ・マリーンを2−0で下し昨年中国OP以来の優勝。男子ダブルスはSS第1戦の全英OP覇者であるギデオン/スカムルジョ(インドネシア)が、同国決戦を制して連続Vを達成。混合ダブルスは魯愷/黄雅瓊(中国)が後輩ペアを抑えて頂点に立っている。
決勝戦の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−13、21−10〕0●周天成(台湾)36分
【女子シングルス】
シンデュ・P.V.(インド)②〔21−19、21−16〕0●キャロリーナ・マリーン(スペイン)47分
【男子ダブルス】
ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−11、21−15〕0●プラタマ/スワルディ(インドネシア)29分
【女子ダブルス】
米元小春/田中志穂②〔16−21、21−19、21−10〕1●福万尚子/與猶くるみ72分
【混合ダブルス】
魯愷/黄雅瓊②〔22−24、21−14、21−17〕1●鄭思維/陳清晨64分