「平成28年度第45回記念全国高校選抜大会」(3月22日~26日/愛知県・岡崎中央総合公園、スカイホール豊田)の競技3日目、25日(土)はスカイホール豊田で試合が行なわれ、男女ともにダブルスが準々決勝まで、シングルスは2回戦までが実施。ダブルスはベスト4、シングルスはベスト8がそれぞれ出そろった。明日26日は、各種目で決勝戦までが行なわれる。
【男子ダイジェスト】
ベスト4が出そろった男子ダブルス。第1シードでV候補の金子真大/久保田友之祐(ふたば未来学園)は、2-0を重ねて準決勝進出。1年生優勝をねらう第2シードの中山裕貴/緑川大輝(埼玉栄)は、1ゲームも落とすことなくベスト4入りを決めた。
四つ角シードの田中湧士/森田新太郎(八代東)と川本虎之介/佐野大輔(東大阪大柏原)も、実力を発揮して準々決勝を突破。田中/森田は深田崇人/及川きらり(札幌龍谷学園)に対し第1ゲームを失ったものの、2・3ゲームをきっちり制して最終日へと駒を進めた。
男子シングルスでも、四つ角シードから大林拓真(埼玉栄)、嶺岸洸(聖ウルスラ学院英智)、金子真大(ふたば未来学園)、村本竜馬(瓊浦)の4選手が準々決勝へ。それぞれ緒戦となった2回戦を2-0で突破する安定感を見せた。そのほかでは、ジュニアナショナルの小本大佑(八代東)や友金利玖斗(神戸村野工)、水島工の1年生・一井亮太と旭川実の橘聖弥がベスト8入り。インターハイ3位の小本は新田の曽我部祥多を相手に勝負はファイナルゲームへもつれたが、最後は冷静な試合運びでわずか10本に抑えている。
男子では唯一、2種目で最終日に駒を進めた金子は「ダブルスは受け身にならずにチャレンジャー精神で向かって行くこと、そしてシングルスでは、体力面が勝負のカギ。持ち味のねばり強さを発揮して優勝したい」と“3冠”への意気込みを語った。
【26日の対戦カード】
男子ダブルス
▼準決勝
金子真大/久保田友之祐(ふたば未来学園・福島) - 川本虎之介/佐野大輔(東大阪大柏原・大阪)
田中湧士/森田新太郎(八代東・熊本) - 中山裕貴/緑川大輝(埼玉栄・埼玉)
男子シングルス
▼準々決勝
大林拓真(埼玉栄・埼玉) - 一井亮太(水島工・岡山)
小本大佑(八代東・熊本) - 嶺岸 洸(聖ウルスラ学院英智・宮城)
金子真大(ふたば未来学園) - 友金利玖斗(神戸村野工・兵庫)
橘 聖弥(旭川実・北海道) - 村本竜馬(瓊浦・長崎)