【高校選抜】V候補の埼玉栄、ふたば未来学園、八代東がベスト8入り!<男子団体>

「平成28年度第45回記念全国高校選抜大会」(3月22日~26日/愛知県・岡崎中央総合公園、スカイホール豊田)の競技1日目、23日(木)は、岡崎中央総合公園で男子団体、スカイホール豊田で女子団体の1~3回戦が行なわれ、それぞれベスト8が出そろった。

 

23日の男子会場・岡崎中央総合公園体育館
23日の男子会場・岡崎中央総合公園体育館

 

【男子ダイジェスト】

男子団体は、昨年の春夏決勝を争った埼玉栄(埼玉)とふたば未来学園〔※〕(福島)が2回戦から登場し、ベスト8へ駆け上がった。前回王者の埼玉栄は、初出場の浪岡(青森)と福井工大附福井(福井)を相手に3-0と快勝。初優勝をねらうふたば未来学園は、作新学院(栃木)と乙訓(京都)を圧倒した。同じく四つ角シードの八代東(熊本)も、昨夏3位の実力を存分に発揮。ストレート勝ちを重ねて準々決勝へと駒を進めている。

選抜2連覇をめざす埼玉栄。1年生の中山裕貴(左)/緑川大輝も貴重な勝利をあげた
選抜2連覇をめざす埼玉栄。1年生の中山裕貴(左)/緑川大輝も貴重な勝利をあげた
ふたば未来学園のエースとしてチームをけん引する金子真大(右)/久保田友之祐
ふたば未来学園のエースとしてチームをけん引する金子真大(右)/久保田友之祐

 

波乱があったのは、もう一方の四つ角シード・瓊浦(長崎)がいるヤマだ。インターハイでは39年ぶりの3位入賞を果たした瓊浦だが、この選抜では古豪の比叡山(滋賀)に敗れて2回戦止まり。第3単までもつれる大接戦を制した比叡山の仲尾修一監督は「第1ダブルスが実力以上の力を発揮して勝ってくれたのが大きい。最後のシングルスを務めたキャプテンの三宅も、強い気持ちで戦ってくれた」と選手たちを称えた。その比叡山は続く3回戦でも広島城北(広島)を退け、ベスト8入りを果たした。

 

プレッシャーのかかる第3単を務め、ファイナルゲーム24-22で勝利を決めた比叡山の三宅将平
プレッシャーのかかる第3単を務め、ファイナルゲーム24-22で勝利を決めた比叡山の三宅将平

 

そのほかには、昨夏8強の高岡第一(富山)と水島工(岡山)、そして神戸村野工(兵庫)と日章学園(宮崎)がベスト8へ。日章学園は、全国大会上位常連の聖ウルスラ学院英智(宮城)を2回戦で破った勢いをそのままに、準々決勝進出を決めている。

大会2日目の3月24日(金)は、男女ともにスカイホール豊田で準々決勝から決勝が行なわれる。男子団体・準々決勝の対戦カードは以下の通り。試合開始時間はともに9時半の予定。

【男子対戦カード】

▼準々決勝
埼玉栄(埼玉) — 高岡第一(富山)
日章学園(宮崎) — 比叡山(滋賀)
八代東(熊本) — 水島工(岡山)
神戸村野工(兵庫) — ふたば未来学園(福島)

 

(※)
インターハイまで富岡ふたば未来学園として出場していたが、富岡高校の休校により、今大会からふたば未来学園として出場

投稿日:2017/03/24
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