世界バドミントン連盟(BWF)は18日、BWFが主催する2018年トマス/ユーバー杯、2019年スディルマン杯、そして18、19年世界選手権の開催都市を発表した。
開催都市は以下の通り。
18年 トマス杯/ユーバー杯 タイ・バンコク
18年 世界選手権 中国・南京
19年 スディルマン杯 中国・南寧
19年 世界選手権 スイス・バーゼル
来年のトマス杯/ユーバー杯の開催国は、タイのバンコクに決定した。タイでのトマス杯開催は1976年に行なわれて以来、実に38年ぶり。ユーバー杯は初めての開催となる(1982年までは男女別で開催。1984年から男女同時開催となった)。また、同年に行なわれる世界選手権は中国の南京に決定しており、世界選手権の中国開催は2013年以来、5年ぶりとなる。
2019年のスディルマン杯も、中国南寧に決定。こちらは15年に中国・東莞で開催されて以来となる。そして、同年の世界選手権はスイス・バーゼルに。スイスでは1995年以来(場所はローザンヌ)となり、24年ぶり2度目の開催が決まった。
なお、18年トマス杯/ユーバー杯の開催地に手を挙げていたのは、タイ・バンコクとインド・ニューデリーの2カ国。19年世界選手権には、スイス・バーゼルと日本・東京が立候補していた(19年スディルマン杯、18年世界選手権は中国のみ)。
2020年東京オリンピックのホスト国である日本としては、その前にBWF主催の世界大会をなんとか招致したかったが、残念ながらこの希望は叶わず。これにより、日本はバドミントンの世界的ビッグイベントを実施しないまま、東京オリンピックを迎えることになる。
◆2007年以降の世界選手権開催国(都市)
2007年/マレーシア(クアラルンプール)
2009年/インド(ハイデラバード)
2010年/フランス(パリ)
2011年/イングランド(ロンドン)
2013年/中国(広州)
2014年/デンマーク(コペンハーゲン)
2015年/インドネシア(ジャカルタ)
2017年/スコットランド(グラスゴー)
2018年/中国(南京)
2019年/スイス(バーゼル)
※2013年以降、オリンピック開催年以外は毎年世界選手権を開催
◆2006年以降のトマス杯/ユーバー杯開催国(都市)
2006年/日本(東京・仙台)
2008年/インドネシア(ジャカルタ)
2010年/マレーシア(クアラルンプール)
2012年/中国(武漢)
2014年/インド(ニューデリー)
2016年/中国(昆山)
2018年/タイ(バンコク)
◆スディルマン杯の開催国(都市)
2005年/中国(北京)
2007年/スコットランド(グラスゴー)
2009年/中国(広州)
2011年/中国(青島)
2013年/マレーシア(クアラルンプール)
2015年/中国(東莞)
2017年/オーストラリア(ゴールドコースト)
2019年/中国(南寧)