3月7日に、今年最初のスーパーシリーズとなるヨネックス全英オープン(SSP/バーミンガム)が開幕した。伝統と格式のあるこの大会には、世界トップランカーの多くが参戦。日本もA代表選手が出場しており、2017年を占う重要な大会で上位進出をねらう。
大会初日は各種目の予選が行なわれ、男子シングルスには西本拳太、坂井一将、上田拓馬の3選手が出場。そのうち予選を突破したのが坂井のみ。上田は予選2回戦で中国の21歳・趙俊鵬に敗れ、西本も同1回戦でインドネシアのイーサン・マウラナ・ムストファに、ファイナル勝負の末に敗北を喫している。
また、男子ダブルスの遠藤大由/渡辺勇大も、ベルギー、スコットランド選手をストレートで下して予選を通過している。
大会2日目は各種目1回戦が行われる。日本は前回大会で、女子シングルスの奥原希望、女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀が見事優勝を飾った。今回も精鋭が集まるなかで、どういった戦いを見せるかに注目が集まる。
日本選手の結果、8日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼予選1回戦
坂井一将②〔21−17、21−12〕0●サミール・ベルマ(インド)41分
西本拳太●1〔19−21、21−13、17−21〕②イーサン・マウラナ・ムストファ(インドネシア)70分
上田拓馬②〔21−14、21−10〕0●トーマス・ルクセル(フランス)37分
▼予選2回戦
上田拓馬●0〔19−21、15−21〕②趙俊鵬(中国)36分
坂井一将②〔21−10、26−24〕0●林祐賢(台湾)48分
▼1回戦
坂井一将 − 黃永棋(香港)
【女子シングルス】
三谷美菜津 − ベアトリス・コラレス(スペイン)
佐藤冴香 − ラチャノック・インタノン(タイ)
奥原希望 − サイナ・ネワール(インド)
山口茜 − リアン・シャオユ(シンガポール)
【男子ダブルス】
▼予選1回戦
遠藤大由/渡辺勇大②〔21−14、24−22〕0●ディエリックス/ゴリンスキ(ベルギー)40分
▼予選2回戦
遠藤大由/渡辺勇大②〔21−10、21−13〕0●キャンプベル/マクヒュー(スコットランド)30分
▼1回戦
遠藤大由/渡辺勇大 − 徐晨/劉小龍(中国)
園田啓悟/嘉村健士 − 陳宏麟/王齊麟(台湾)
保木卓朗/小林優吾 − ゴーVS/タンWK(マレーシア)
【女子ダブルス】
米元小春/田中志穂 − 陳清晨/賈一凡(中国)
髙橋礼華/松友美佐紀 − プトゥリサリ/ハリス(インドネシア)
福万尚子/與猶くるみ − セイネン/タベリング(オランダ)
福島由紀/廣田彩花 − ミツソワ/ネデルチューワ(ブルガリア)
【混合ダブルス】
数野健太/栗原文音 − クリスチャンセン/シーグセン(デンマーク)
渡辺勇大/東野有紗 − ヨルダン/スサント(インドネシア)