2月14日から19日にかけて開催されたアジア混合団体選手権(ベトナム・ホーチミン)で優勝した日本選手団が、2月20日の朝に帰国し、成田空港で取材対応を行なった。ここでは監督、選手のコメントを紹介しよう。
【監督・選手コメント】
◇朴柱奉監督
「今回初めての新しい大会で、世界チャンピオンの中国、韓国、インドネシアといい勝負をして、勝つことができて本当にうれしく思います。今大会の目標はベスト4で、優勝までは考えていませんでした。(優勝できて)自信がつきましたが、中国は男女シングルスのトップ選手がいなかったですし、インドネシアもトップ選手が出場していなかった。5月のスディルマン杯は今回よりレベルの高い選手が出てくると思うので、さらにしっかりとした準備をしたいと思います」
◇嘉村健士(園田啓悟とのペアで4勝1敗)
「チームワーク抜群のチームで、本当に全員で戦って勝ち取れた優勝じゃないかなと思います。個人的にはインドネシア戦で負けてしまって、反省しないといけない部分がありますが、そのあとしっかりと切り替えて中国・韓国戦ではトップダブルスとしてチームを勢いづけることができました。そこは成長できているかなと思います」
◇髙橋礼華(松友美佐紀とのペアで3勝)
「準決勝、決勝は出番がなくて優勝という形になりましたが、日本全体がレベルアップしている証拠だと思います。(個人的には)思ったよりも試合数が少なくて、もっと試合がしたかったです。インドネシア戦は思っていたのと違うペアが出てきて、最初戸惑いがありながら、自分たちのやりたいことができてストレート勝ちができました。今年最初の国際大会としては、まずまずのプレーはできたかなと思います」
◇西本拳太(4勝1敗)
「予選リーグのタイ戦で負けて、チームに迷惑をかけてしまいました。決勝トーナメントは気持ちを切り替えて、勝ちにこだわって泥臭くやっていったのが、中国戦、韓国戦で勝てた要因です。決勝トーナメントからは自分の動きも出せて、出来としてもよかったと思います」
◇渡辺勇大(東野有紗とのペアで2勝2敗)
「自分としては勝ちたいところであまり勝てなかったので、そういう部分ではチームに申し訳ない気持ちもありますが、チーム戦として優勝できたのはよかったのかなと思います。(タイ戦、インドネシア戦では2―2で出番が回ってきたが?)めちゃくちゃ緊張しました。タイ戦で負けたときはやっちまったなという感じでしたけど、次のインドネシア戦で勝てたので、それもチャラかなと(笑)。“ほぼ勢い”という感じでしたが、若さもまだありますし(笑)、団体戦の勢いも借りつつ自分たちで盛り上げて一生懸命できたのがよかったのかなと思います」
◇東野有紗(渡辺勇大とのペアで2勝2敗)
「A代表として初めての団体戦でミックスとして出させていただき2勝2敗でしたが、チームが最後、韓国に勝てたのはすごくうれしかったです。(タイ戦、インドネシア戦では2-2で出番が回ってきたが?)負けたときは本当に申し訳なくて、次に回ってきたら次は絶対勝ってやろうと思っていました。インドネシア戦ではあまりプレッシャーは感じずに楽しめて2人のプレーが出せたのが、勝ちにつながったのかなと思います」