【アジア混合】本領発揮の日本が中国を破り決勝に進出!<準決勝>

2月18日に行なわれたアジア混合団体選手権(ベトナム・ホーチミン)5日目は、決勝トーナメント・準決勝が行なわれた。

準々決勝で強豪・インドネシアを破った日本は、準決勝で若手中心のメンバーで参戦している中国と対戦した。

日本は第1試合の混合ダブルスに渡辺勇大/東野有紗が起用すると、中国のダブルスの名手・張楠/陳清晨との勝負に。格上相手に向かっていった渡辺/東野は、第1ゲームで20オールまで持ち込んで接戦を演じるも、最後は中国ペアに抜け出され先制を許す。第2ゲームも11−8、15−12で渡辺/東野がリードする場面も作ったが、18−18から相手に押し切られて惜しくも金星はならなかった。

しかし、若い2人の奮闘で火がついた日本は、ここから怒涛の連勝を飾る。男子シングルスは西本拳太と世界ランク11位の石宇奇が激突すると、西本は第1ゲームこそ10本に抑えられて苦しい立ち上がりだったが、第2ゲームを21−19で奪取する。ファイナルゲームに入ると、西本は相手に3点差以上を先行される展開に。しかし、後半に盛り返した西本が16−16にすると、ここからさらに4連続得点でリード。最後も相手の攻撃を抑えた西本が、貴重なポイントを奪い日本は1−1のイーブンに戻した。

続く男子ダブルスに登場した園田啓悟/嘉村健士は、相手の李俊慧/鄭思維をファイナル勝負の激戦の末に下すと、女子シングルスの山口茜が、16年世界ジュニア女子シングルス優勝の実績を持つ陳雨菲を15本、10本に抑えて勝利。若手で臨む中国をきっちり封じた日本が勝利をつかみ、見事決勝進出を決めている。

また、もう一つの準決勝は韓国がタイを3−1で下して決勝に進んでいる。

 

▼結果

日本 3−1 中国

XD 渡辺勇大/東野有紗●0〔20−22、19−21〕②張楠/陳清晨41分

MS 西本拳太②〔10−21、21−19、21−17〕1●石宇奇67分

MD 園田啓悟/嘉村健士②〔21−16、16−21、21−16〕1●李俊慧/鄭思維56分

WS 山口茜②〔21−15、21−10〕0●陳雨菲36分

 

 

韓国 3−1 タイ

投稿日:2017/02/19
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