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【S/Jリーグ】ACT SAIKYOが地元勝利なるか!?<山口大会展望>

日本最高峰のリーグ戦『S/Jリーグ』が1月28、29日に開催される。28日には山口市、29日には新潟市、岡山市、松江市で行なわれる予定だ。

ここでは現在のS/Jリーグ順位、そして28日の山口大会を展望しよう。

【山口大会】

1月28日(土) 山口・山口市/維新百年記念公園スポーツ文化センター

公開練習:10時00分

試合開始:11時45分

 

◆男子 トナミ運輸 VS 金沢学院クラブ

現在4連勝で暫定首位に立つトナミ運輸は、2勝2敗の金沢学院クラブと対戦する。トナミは22日に行なわれた熊本大会でNTT東日本戦(○3−0)を制して全勝をキープ。園田啓悟/嘉村健士や武下利一の主軸が勝利して連勝の数を増やした。5戦目となる金沢学院クラブとの勝負でもきっちり勝利をつかみ、終盤に行なわれるトリパン、日本ユニシスの上位対決に勢いをつなげたい。

園田啓悟(右)/嘉村健士(トナミ運輸)
武下利一(トナミ運輸)

 

一方の金沢学院クラブは、今年最初の試合となる。昨年戦った4試合は三菱自動車京都、JR北海道から勝ち星を奪って中位で前半戦を折り返した。敗れた試合でも好勝負を演じた場面も多くあり、侮れない存在でもあるだろう。残り3戦はトナミ運輸のほかに日本ユニシス、日立情報通信エンジニアリングとの試合を控えるが、なんとか白星をつかんで一つでも上の順位をねらいたい。

伊東克範(右)/小林晃(金沢学院クラブ)

 

◆女子 ACT SAIKYO VS 岐阜トリッキーパンダース

今年の初戦を地元で迎えるACT SAIKYOは、4連敗で苦しむ岐阜トリパンと戦う。

昨年11月の開幕戦で白星を飾ったACT SAIKYOだったが、その後は北都銀行、再春館製薬所、日本ユニシスと、上位チームに敗れ1勝3敗で前半戦を終えている。それでも、今季は日本B代表に選ばれたルーキー・齋藤栞を主軸にすることで、米元陽花/今井優歩らダブルス陣の起用法の幅も広がったはず。岐阜トリパン戦以降は、NTT東日本、ヨネックスとの対戦が続くだけに、なんとか地元で勝利を手にしてS/Jリーグ残留争いから抜け出したい。

米元陽花(左)/今井優歩(ACT SAIKYO)

 

齋藤栞(ACT SAIKYO)

 

勝利が遠い岐阜トリパン。22日の日本ユニシス戦(●0−3)では、第1ダブルスの程文欣/松田蒼が篠谷菜留/星千智にファイナルゲーム16本に迫るなど、見せ場を作ってみせた。しかし、こういった好ゲームがこれまで何度かあったものの、今季は勝ち星につながらず厳しい状況が続いている。順位が近いACT SAIKYOとの戦いは、最下位争いを抜け出すチャンスとなるが、アウエーでの戦いをどう切り抜けるか。ここがチームとしての踏ん張り所となりそうだ。

山本紗椰(岐阜トリパン)
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