1月17日から18日にかけて、ヨネックス株式会社の「新製品発表受注会」が東京都内にて行なわれた。毎年2回、小売店や関係者などを対象に同社が開催している展示会では、バドミントン、テニス、ゴルフなど他の競技も含め、2017年に発売が予定される新アイテムを中心にお披露目された。
髙橋選手はトークショーのなかで、好結果が続いた2016年について「昨年はオリンピックが一番の目標でしたが、その中でもスーパーシリーズやプレミアで優勝することができたので、本当に納得いく1年だったなと思います」と振り返った。また、日本史上初の金メダルを獲得したリオ五輪については「北京やロンドン五輪はテレビで見ていて、すごい体育館も大きくて、自分が出たら緊張するなと思っていました。でも、リオ五輪は予選の開始が(午前)8時や8時半からのスタートだったため、お客さんが全然いなくて、まったく緊張しませんでした(苦笑)」と、大会の舞台裏も披露した。
また、トークの途中には、髙橋選手が現在使用しているヨネックス製品の『デュオラ7』の話題に。昨年3月の全英OPから使い始めたという髙橋選手は、ラケットの使用感について「替えた最初は(デュオラ7が)軽い印象もあったけども、使っていくうちに振り抜きがすごくいいと感じたし、自分の思うようなコースに飛ぶようになりました。また、前よりもスマッシュが沈んでいると思います」と、リオ五輪金メダル&SS4大会優勝に貢献した頼れる“相棒”を絶賛した。
トーク終盤には2017年の抱負についても語り、「去年は本当に自分たちがめざしていた場所で目標を達成できたので、納得がいく1年でした。でも、世界選手権ではまだメダルには届いていない。世界選手権での金メダルが目標です」と、世界一のタイトル奪取に向けて、新たな気持ちでスタートすることを力強く宣言している。