12月25日に開催された第25回全国小学生選手権(滋賀県・ウカルちゃんアリーナ〈滋賀県立体育館〉)2日目は、都道府県対抗の男女団体戦(1複2単)が行なわれた。24日は団体戦の1回戦~3回戦が行なわれ、この日は準々決勝から決勝までが実施されている。
男子団体の決勝は、ともにノーシードから勝ち上がった京都と愛知が激突した。3面を使って3試合同時に始まった決勝は、愛知の第2単・冨田万南斗が先制。すると、第1複の縣涼介/近藤海裕もストレートで勝利をあげ、愛知は2-0で京都を下して悲願の初優勝を飾った。
なお、3位には、広島と新潟が名を連ねた。
【愛知 Vコメント】
★小林宏也監督
「初優勝は素直にうれしいです。一番の勝因はチームワークでしょうか。所属クラブは5人とも別々ですが、夏から合宿や遠征を重ねてチーム力を高めてきました。一番の山場は埼玉との準々決勝。ダブルスが負けて、第2シングルスの冨田もファイナルで苦しかったのですが、よく踏ん張って期待に応えてくれた。準決勝の新潟戦では、ダブルスが勝ったことのない相手に対して勝利してくれたので、勢いよく決勝も勝つことができたと思います」
★岩野滉也キャプテン(写真右)
「優勝できてうれしかったです。去年も出させてもらったけれど1回戦負けで、悔しい気持ちがありました。今大会は途中負けていても、応援をしっかりして、みんなの力で勝つことができたと思います。キャプテンとしては、絶対に自分が1本を取れるようにという気持ちでプレーしていました」
【男子結果】
▼準々決勝
広島 2-0 香川
京都 2-0 福井
新潟 2-0 大阪
愛知 2-1 埼玉
▼準決勝
京都 2-0 広島
愛知 2-0 新潟
▼決勝
愛知 2-0 京都
縣 涼介/近藤海裕②〔21-17、21-14〕0●湯浅友翔/本多啄也
岩野滉也〔22-20、10-2、打切り〕衣川真生
冨田万南斗②〔21-5、21-11〕0●中島 陸
※準々決勝以上を掲載