12月17 日に開催されたスーパーシリーズファイナル(UAE・ドバイ)3日目は、各種目の予選リーグが行なわれた。ここでは男女シングルスの結果を紹介しよう。
【男子シングルス】
グループAは田厚威(中国)とヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)が予選を突破した。第2戦を終えた時点で2勝を挙げていた2人は、最終戦で直接対決となり、田厚威がストレートで勝利し首位通過。2位がヤン・O・ヨルゲンセンとなった。マーク・ツウィーブラー(ドイツ)と胡贇(香港)の勝負は、胡贇が途中棄権のためツウィーブラーが白星を手にしている。
グループBは孫完虎(韓国)がすでに準決勝進出を決めており、最後の1枠はリー・チョンウェイ(マレーシア)とビクター・アクセルセン(デンマーク/写真)で争うことに。2人の直接対決はアクセルセンが第1ゲームを落としたものの、第2ゲーム14本で取り返すと、ファイナルゲームも接戦をなんとかモノにして勝利。優勝候補のチョンウェイを下したアクセルセンが2位で準決勝に駒を進めている。
▼準決勝
田厚威(中国) ー ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)
孫完虎(韓国)ー ビクター・アクセルセン(デンマーク)
▼グループA
田厚威(中国)②〔21−16、22−20〕0●ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)35分
マーク・ツウィーブラー(ドイツ)○〔21−10、18−10、キケン〕●胡贇(香港)38分
◆勝敗
3勝/田厚威
2勝1敗/ヤン・O・ヨルゲンセン
1勝2敗/マーク・ツウィーベラー
3敗/胡贇
※田厚威、ヤン・O・ヨルゲンセンが準決勝に進出
▼グループB
伍家朗(香港)②〔24−26、21−8、21−11〕1●孫完虎(韓国)51分
ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔14−21、21−14、21−19〕1●リー・チョンウェイ(マレーシア)72分
◆勝敗
2勝1敗/孫完虎
2勝1敗/ビクター・アクセルセン
1勝2敗/リー・チョンウェイ
1勝2敗/伍家朗
※孫完虎、ビクター・アクセルセンが準決勝に進出
【女子シングルス】
グループAは成池鉉(韓国/写真)と戴資穎(台湾)が予選を突破して準決勝に進出した。成池鉉は最終戦の戴資穎に勝利して3連勝。戴資穎は2勝1敗として2位通過となった。
強豪が集うグループBは、日本の山口茜が孫瑜(中国)と対戦。第1ゲーム15本で奪った山口だが、第2ゲームは10本、第3ゲームも10本で取られて逆転負け。同じグループのシンデュ・P.V.(インド)とキャロリーナ・マリーン(スペイン)の対戦で、マリーンが勝てば山口にも決勝トーナメント進出の可能性を残していたが、勝負はシンデュが17本、13本でマリーンを抑えて勝利。これにより、山口は予選を勝ち抜くことはできなかった。
▼準決勝
成池鉉(韓国) ー シンデュ・P.V.(インド)
孫瑜(中国) ー 戴資穎(台湾)
▼グループA
成池鉉(韓国)②〔21−15、21−17〕0●戴資穎(台湾)38分
何冰嬌(中国)②〔21−19、10−11、キケン〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)27分
◆勝敗
3勝/成池鉉
2勝1敗/戴資穎
1勝2敗/何冰嬌
3敗/ラチャノック・インタノン
※成池鉉、戴資穎が準決勝に進出
▼グループB
孫瑜(中国)②〔15−21、21−10、21−10〕1●山口茜62分
シンデュ・P.V.(インド)②〔21−17、21−13〕0●キャロリーナ・マリーン(スペイン)47分
◆勝敗
3勝/孫瑜
2勝1敗/シンデュ・P.V.
1勝2敗/山口茜
3敗/キャロリーナ・マリーン
※孫瑜とシンデュ・P.V.が準決勝に進出