12月15日に開催された今年最後のビッグイベント・スーパーシリーズファイナル(UAE・ドバイ)大会2日目は、各種目の予選リーグが行なわれた。ここでは男女シングルスの結果を紹介しよう。
【男子シングルス】
グループAはSSランク1位のヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)と、中国の田厚威が勝利を飾り、決勝トーナメント進出を決めた。ヨルゲンセンは同じ欧州選手のマーク・ツウィーベラー(ドイツ)を18本、10本に封じて勝利。田厚威は香港のベテラン選手である胡贇を、ファイナル勝負で退けて2勝目を手にしている。
グループBは初日にリー・チョンウェイ(マレーシア)から勝利を奪った孫完虎(韓国)が、ビクター・アクセルセン(デンマーク)との接戦をモノにして2連勝を決めた。連敗は避けたいチョンウェイは、香港の若手エース・伍家朗から辛くも勝利をつかんで1勝1敗。予選最終戦はチョンウェイとアクセルセンが激突し、勝者が決勝トーナメント進出となる。
▼グループA
田厚威(中国)②〔21−19、13−21、21−7〕1●胡贇(香港)61分
ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)②〔21−18、21−10〕0●マーク・ツウィーブラー(ドイツ)37分
2勝/ヨルゲンセン
2勝/田厚威
2敗/ツウィーベラー
2敗/胡贇
※ヨルゲンセンとツウィーブラーが決勝トーナメント進出
▼グループB
孫完虎(韓国)②〔21−19、14−21、21−18〕1●ビクター・アクセルセン(デンマーク)76分
リー・チョンウェイ(マレーシア)②〔21−15、22−20〕0●伍家朗(香港)40分
2勝/孫完虎
1勝1敗/アクセルセン
1勝1敗/チョンウェイ
2敗/伍家朗
【女子シングルス】
グループAは戴資穎(台湾)と成池鉉(韓国)が2連勝を飾り、決勝トーナメント進出を決めた。SSランク1位の戴資穎は中国新星・何冰嬌にストレート勝ち。成池鉉もラチャノック・インタノンを19本、12本で下している。
山口茜がいるグループBは、その山口とリオ五輪金メダリスト・キャロリーナ・マリーン(スペイン)と対戦。第1ゲームを失った山口だったが、第2・3ゲームを奪い返して逆転勝利。1勝1敗とし、決勝トーナメント進出の可能性を残した。もう一つの試合は、孫瑜(中国)とリオ五輪銀メダリストのシンデュ・P.V.(インド)が対戦し、今大会で好調の孫瑜(中国)がストレートで退けて2連勝を飾った。
▼グループA
戴資穎(台湾)②〔21−12、21−14〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)32分
成池鉉(韓国)②〔21−18、21−15〕0●何冰嬌(中国)35分
2勝/戴資穎
2勝/成池鉉
2敗/ラチャノック・インタノン
2敗/何冰嬌
▼グループB
孫瑜(中国)②〔21−15、21−17〕0●シンデュ・P.V.(インド)
山口茜②〔15−21、21−10、21−10〕1●キャロリーナ・マリーン(スペイン)
2勝/孫瑜(中国)
1勝1敗/山口茜
1勝1敗/シンデュ・P.V.
2敗/キャロリーナ・マリーン