【SSF】孫完虎がチョンウェイを撃破!<男女シングルス>

12月14日に開幕した今年最後のビッグイベント・スーパーシリーズファイナル(UAE・ドバイ)大会初日は、各種目の予選リーグが行なわれた。ここでは男女シングルスの結果を紹介しよう。

 

【男子シングルス】

SSファイナルグループAは中国の田厚威とヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)が白星発進を決めた。実力的にはヨルゲンセンが抜けている印象だったが、対戦した胡贇(香港)を8本5本で抑えるなど、好調ぶりをアピールしている。

グループBは優勝候補筆頭のリー・チョンウェイ(マレーシア)が、まさかの黒星を喫して苦しいスタートをきった。そのチョンウェイを10本、16本に抑えたのが孫完虎(韓国/写真)。38分でリオ五輪銀メダリストを撃破しており、この勢いのまま一気に連勝を飾りたい。

 

▼グループA

田厚威(中国)②〔21−15、21−7〕0●マーク・ツウィーブラー(ドイツ)34分

ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)②〔21−8、21−5〕0●胡贇(香港)22分

▼グループB

孫完虎(韓国)②〔21−10、21−16〕0●リー・チョンウェイ(マレーシア)38分

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−13、21−17〕0●伍家朗(香港)40分

 

 

【女子シングルス】

SSファイナル

SSランク1位の戴資穎(台湾)が中国の若手・何冰嬌(中国)に2−0のストレートで快勝した。スコアも16本、13本としており、勢いのある相手をきっちりさばいて幸先のよいスタートをきっている。グループAのもう一人の勝者は、ラチャノック・インタノン(タイ)を下した成池鉉(韓国)。第1ゲームこそ19本で苦戦したが、第2ゲームに入ると主導権を握って12本におさえた。

グループBは、本命のキャロリーナ・マリーン(スペイン)が中国の孫瑜(写真)に接戦の末に敗れて黒星を喫した。日本の山口茜はリオ五輪銀メダリストのシンデュ・P.V.(インド)と対戦し、第1ゲーム21−12で奪ったものの、第2ゲームを8本で失うと、ファイナルゲームも先行する相手を追いきれずに15本で敗れている。

▼グループA

戴資穎(台湾)②〔21−16、21−13〕0●何冰嬌(中国)31分

成池鉉(韓国)②〔21−19、21−12〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)35分

 

▼グループB

孫瑜(中国)②〔21−18、24−22〕0●キャロリーナ・マリーン(スペイン)59分

シンデュ・P.V.(インド)②〔12−21、21−8、21−15〕1●山口茜63分

SSファイナル

投稿日:2016/12/15

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