12月4日に開催された『第70回全日本総合バドミントン選手権』(東京・代々木第二体育館)最終日は、各種目決勝戦が行なわれている。現在終了した試合の結果は以下の通り。
【男子ダブルス】
▼決勝
園田啓悟/嘉村健士②〔21−11、13−21、23−21〕1●遠藤大由/渡辺勇大
【女子ダブルス】
▼決勝
髙橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)②〔16−21、21−19、21−14〕1●米元小春/田中志穂(北都銀行)
髙橋「疲れました。でも、最後は自分たちのいい形になって勝つことができたと思います。SSファイナルでは、ここで出た課題を見直して、SSファイナルVにつなげていきたいです」
松友「試合のなかで『タカマツ、頑張れ』という声が聞こえて、うれしかったし、心強かったです。ありがとうございます。第3ゲームは自分たちの試合が見せられたと思います。SSファイナルではいい結果が出せるように頑張りたいです」
【女子シングルス】
佐藤冴香(ヨネックス)②〔21−18、21−17〕0●山口茜(再春館製薬所)
佐藤「ロンドン五輪でケガをして、苦しい時期が続いていたけど、高校3年生から出続けてきたこの総合で優勝できて、今まで支えてくれた人への感謝しかないです。まだまだ課題を残しているので、これからしっかり練習して東京五輪をめざせたら、と思います。(試合は)ファイナルゲームに行くと茜ちゃんのペースになると思ったので、2ゲームで勝ち切るためにスピードをMAXにあげました。今まで結果が残せないままナショナルに入れてもらっていたので、これでしっかりナショナルA代表として、海外で活躍できるように頑張ります」
【男子シングルス】
西本拳太(中央大)②〔16−21、22−20、21−8〕1●坂井一将(日本ユニシス)
西本「優勝した実感はないけど、この大会を目標に1年間頑張ってきました。2ゲーム目の負けている時から逆転した場面も覚えていないです。初めての決勝戦でお互い1ゲームは硬くなっていたので、そこで自分のミスが多かったのが1ゲームの敗因だと思います。(2ゲームでリードされた場面では)正直、開き直って、ここまできたので力を出し切ろうと思ってやりました。相手の強打をひろって、ひろっていけたのがよかったと思います。3ゲームは相手もプレッシャーがあると思っていたので、序盤から攻めていきました。まだ世界では活躍していないので、2017年は世界の大会で優勝できるようにしたいです」
【混合ダブルス】
嘉村健士/米元小春(トナミ運輸/北都銀行)②〔21−16、21−15〕0●権藤公平/廣田彩花(トナミ運輸/再春館製薬所)
嘉村「今日は2冠をめざして頑張っていたので、うれしいです。男子ダブルスの後はリフレッシュして待機していたので、ミックスにもしっかり切り替えられました。今日は勝ってよかったです。機会があれば、次も頑張りたいです」
米元「前に優勝したときはパナソニックでした。それから秋田の北都銀行に移籍して優勝したいと思っていたので、(勝つことができて)安心しています。(女子ダブルスの後は)タカマツが強くて、全身がつるぐらいきつかったけど、ミックスがあるので“あと一回頑張ろう”と思ってやりました。低くて速い展開でもラリーできたのがよかったです」