12月3日に開催された『第70回全日本総合バドミントン選手権』(東京・代々木第二体育館)の5日目は、各種目準決勝が行なわれた。ここでは男子シングルスに出場した選手のコメントを紹介しよう。
西本拳太(中央大4年)/上田拓馬(日本ユニシス)に2-0で勝利
「上田さんは埼玉栄高の先輩ですが、気持ちで負けないようにしました。自分の持ち味はねばり。ここまでは、それが出せていると思います。(明日の決勝戦に向けて)初めての決勝戦ですが、自分の力を出しきれないのが一番ダメなこと。出しきれれば勝てるという自信はあるので、どうやって力を出しきるか、そこを考えてやっていきます。インカレ4連覇を逃したあとは少し自信がなくなりましたが、絶対に優勝するという気持ちが足りなかったと思う。今大会は自分にとって、優勝しないといけない大会。絶対に優勝するという強い気持ちで臨みます」
坂井一将(日本ユニシス)/小野寺裕介(日本ユニシス)に2-0で勝利
「自分のほうが海外などで経験を積んでいる自信があったので、心に余裕を持ってプレーできたかなと思います。とくに2ゲーム目は接戦となりましたが、我慢してプレーすることができました。決勝の相手とは過去4、5戦やって、昨年の総合で初めて負けています。攻撃力もディフェンス力もある相手なので、自分もしぶとく泥臭く、我慢強く戦いたいです」