11月25日に開催された香港OP(九龍・SS)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
日本は男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士が、韓国ペアを下してベスト4入りを決めた。第1ゲーム18本で奪った園田/嘉村は、第2ゲーム10−9の場面から14−10まで突き放すと、さらに7連続ポイントを重ねて勝利。9月のヨネックスOPジャパン以来となる準決勝に進出した。2人は決勝をかけて過去4戦4勝と相性のよい洪煒/柴飈(中国)と対戦する。
女子シングルスの山口茜は、リオ五輪金メダリストのキャロリーナ・マリーン(スペイン)にストレートで敗れ8強。大堀彩も近況好調の戴資穎(台湾)に0−2で敗れて上位進出はならなかった。また、女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀も、中国の包宜鑫/于小含にファイナル勝負の末に敗れて準々決勝敗退となった。
そのほかの準々決勝は、男子シングルスで地元香港の胡贇と伍家朗がそれぞれ白星をあげて4強入り。インドの新鋭、世界ランク43位のサミール・ベルマもSS初となる準決勝進出を果たしている。
女子シグルスはキャロリーナ・マリーン(スペイン)、戴資穎(台湾)、シンデュ・P.V.(インド)のトップランカーが勝ち進んだほか、香港の張雁宜も今季2度目となるSSでの準決勝進出を果たしている。
準々決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
伍家朗(香港)②〔21−15、21−14〕0●アジャ・ジャヤラム(インド)32分
ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)②〔21−19、21−17〕0●黃永棋(香港)43分
サミール・ベルマ(インド)②〔21−17、23−21〕0●チョン・ウェンフェン(マレーシア)47分
胡贇(香港)②〔22−20、21−12〕0●ソニー・ドゥイ・クンチョロ(インドネシア)44分
【女子シングルス】
キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔21−7、21−18〕0●山口茜38分
張雁宜(香港)②〔21−8、18−21、21−19〕1●サイナ・ネワール(インド)71分
戴資穎(台湾)②〔21−9、21−14〕0●大堀彩35分
シンデュ・P.V.(インド)②〔21−17、21−23、21−18〕1●リャン・シャオユ(シンガポール)79分
【男子ダブルス】
洪煒/柴飈(中国)②〔21−17、21−13〕0●李晉熙/羅卓謙(香港)31分
アッサン/サプトロ(インドネシア)②〔21−11、17−21、21−17〕1●ゴーVS/タンWK(マレーシア)48分
園田啓悟/嘉村健士②〔21−18、21−10〕0●高成炫/催率圭(韓国)31分
ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔21−14、18−21、21−13〕1●オンYS/テオ・EY(マレーシア)55分
【女子ダブルス】
包宜鑫/于小含(中国)②〔21−17、14−21、21−15〕1●髙橋礼華/松友美佐紀61分
リターユール/ペデルセン(デンマーク)②〔19−21、21−16、21−18〕1●ジョングオルファン/ラウィンダ(タイ)66分
陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−19、21−13〕0●張藝娜/李紹希(韓国)39分
黄東萍/李茵暉(中国)②〔8−21、21−16、21−17〕1●鄭景銀/申昇瓚(韓国)75分
【混合ダブルス】
催率圭/蔡侑玎②〔21−19、14−21、21−19〕1●張楠/黄東萍(中国)75分
鄧俊文/謝影雪②〔21−19、22−20〕0●C・アドコック/G・アドコック(イングランド)41分
アーマド/ナトシール(インドネシア)②〔21−13、21−14〕0●劉成/李茵暉(中国)27分
ヨルダン/スサント(インドネシア)②〔17−21、22−20、21−14〕1●李晉熙/周凱華(香港)55分